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2009年5月29日 (金)

分析家の独り言 190 (性格、血液型、占い)

Yahoo!ニュ-スで、『日本の「血液型性格診断」ブーム、米国でも強い関心を集める』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090209-00000000-sh_mon-bus_all という記事を見つけた。

(以下、掲載文の抜粋)

記事は「日本では、人は血液型によって決まる」と題したもので、・・・日本では雑談などで「あなたは何型? 」などと血液型の話がよく話題になる事実を伝えている。

・・・科学的に証明されていないのにもかかわらず、血液型を重要視する考えが国民の間で広く浸透していると紹介している。

血液型と気質の関連を科学的な研究対象にしようとする試みは国内で1900年代前半に当時の医師らによって行われていたが、結果的に科学的に差異が認められなかった経緯がある。

しかし血液型関連の書籍が多数出版され、またテレビなどのマスメディアでもさかんに報道されてきたため信じる人も多く、携帯サイトをはじめ、血液型占いに関連したコンテンツが数多く流通するなど一つの市場を形成している。

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記事にあるように科学的に証明されていないのにもかかわらず、なぜ日本人は血液型による性格診断や占いをしたがるのか。

たった4つの血液型で、性格が振り分けられ、性格が診断できるわけはないと私は思っている。

性格とは遺伝と環境の相互作用によって形成されていく。

そのときどきでその割合が違う。

こと血液ということで言えば、遺伝的要素ということになるだろう。

しかし育っていく過程やその環境の要素も大きいのだから、血液型で性格が決まるとは思えない。

例えば不登校・ひきこもりの子どもさんを持つお母さんや周りの人会話で、「うちの子は、気が弱くて言いたいことがいえない性格みたい」とか、「人に気を使う性格で」というのを聞く。

しかも「性格は変えられないから・・・」と言う。

言いたいことが言えない性格、人に気を使う性格、これは生まれながらに持っていたものというより、育ってくる過程で培われたもの。

これらは子どもが若ければ、親の対応次第でいくらでも変えられる。

ところが、「性格は変えられる」と言うと、驚かれることが多い。

「性格は変らないでしょう」と。

生まれながらに気を使う赤ちゃんはいない。

攻撃性の塊で、親を殴りながら生まれてくる赤ちゃんもいない。

それら、親や周りの人の顔色を見て自分は出さず、人に合わせる環境の中で育ってきたり、自分の言うことが聞き入れらず、怒られたり攻撃性を向けられることがあっただろうと推測される。

また、「自分も親も無口な性格で、これは生まれながらのもので仕方ない」と言う人もいる。

これも、個人差はあるものの、自分が言うことを受け取り受け入れる相手(親)がいれば、極端に無口にはならない。

性格を表すこ言葉として、我がまま、自分勝手、明るい、暗い、几帳面、大雑把、おおらか、神経質、マイペース・・・などなど様々ある。

自分に自信を持てば明るくもなるだろうし、言いたいことも言えるようになる。

大人であっても人は性格を変えられる。

そのためには自分を知ること。

そして生きながら、死んで(=自分を否定して)生まれ変わる、これを積み重ねていくこと。

これを人としての成長・発展という。

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