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2009年7月 6日 (月)

第10回那須分析サミットによせて;転移と逆転移

我が師LAKAN精神科学研究所 インテグレーター 惟能創理(いのうそうり) 氏に分析を受け、理論を学んだ仲間が集まり、毎年夏に那須で分析サミット(精神分析研修会)が開かれる。

今年は7月26日(日)、那須町 りんどう湖ロイヤルホテル会議室で、午前10時~午後4時30分まで。
 
日程 : 一部 臨床レポートおよび質疑
            症例1:吉川雅子(宣照真理)
            症例2:金谷章吉 氏
        
     二部 研修会
            議題 『逆転移と転移について』
 
     三部 グループセッション
            ・MRI(mentor's of rookie integrator) の設置について
            ・分科会

個人分析・インテグレーター養成講座を受け、実際にインテグレーター(分析家)として活動している人もいるし、理論を学んだがインテグレーターとして職業化していない人もいる。

私は明確にインテグレーターを目指し、月2回3年間新幹線を使って理論を学ぶために埼玉県にある惟能氏のもとに通った。

あの時迷った末に、理論を学ぶと決めたから今の私がある。

クライアントの中にも、分析理論に興味と持つ人達がいる。

13年前の自分を思い出す。

自分の無知を知り、これは大変なことだと思った。

そして今、子育て相談室や分析理論講座、インテグレーター要請講座で理論をお話している。

また今回のサミットで、私と金谷氏が逆転移の症例を報告する。

逆転移とは、クライアントによって引き起こされるインテグレーター(分析家)の感情反応である。

クライアントに刺激され、インテグレーター(分析家)自身のコンプレックスが露になる。

それが身体化してしまい、職業化した初期には円形脱毛ができたことがあり、今回は、幸い次の日の仕事に支障がでるほどにはならず回復したが、からだが動かなくなり寝込んでしまった。

転移とは、クライアントからインテグレーター(分析家)に向けられるもので、クライアントが本来過去の重要な人物(親)に向けるべき感情をインテグレーター(分析家)に向ける現象である。

転移は、対象へ近づこうとする肯定的で親近的な感情を伴う陽性転移と、対象を回避しようとする否定的で拒否的な感情を伴う陰性転移の2つに分けられる。

私を母親、または恋人とみなして陽性感情をむける男性クライアントは多い。

分析は転移・抵抗・逆転移によって進むといわれ、この精神のダイナミズムがおこる。

分析上、転移・逆転移は外せないテーマの一つである。

今回のサミットではこのテーマについて再度研修・勉強する。

前日25日に東京に入り、普段は遠方であるため電話セラピーをしている関東方面のクライアントと、直接面談し分析ができるよい機会でもある。

http://lacan-msl.com/contents.htmlラカン精神科学研究所のホームページ

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