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2009年8月15日 (土)

分析家の独り言( 『月刊精神分析』 2009年6月号より)

クライアントの分析をいしいて、いつも行きつくテーマがある。

それはhttp://lacan-msl.com/female/ 月刊精神分析2009年6月号 女性と仕事・結婚・出産にも書いたが、結婚動機である。

臨床上最も多く出会うのは、『家出結婚』。

生家(実家)での居心地が悪いく家を出て行きたいが、厳格な親であるため結婚という二文字以外に家を出る方法がなく結婚したとか、結婚以外に家を出て生活する方法がなかったなど。

人間の基本となる生家での人間関係(親子関係)が良好でないのに、その他の人間関係が上手くいくことはまずない。

何よりも口唇期における母親との基本的信頼を基礎に人は人とつながり、関係を築いてく。

残念ながらこの基本的信頼さえ学習してない人たちがほとんどである。

そういう私もその一人であった。

基本的信頼を学習していない母親が子どもを産み育てても、子どもとの間に基本的信頼を築くことは難しい。

人は幼少期どのように育てられたか、それによってその後の人生は決まってしまう。

だから分析において養育史を重視し、それをクライアントに聴く。

子どもであった自分たちには何の罪も落ち度もない。

ただ基本的信頼さえも知らない親であったために、または愛着や、本来の人間の精神の成長を知らないために、自己流の歪んだ子育てしたできない親だった。

しかしまた親も、その親に同じような育て方しかされていないために、そういった歪んだ育て方しか出来なかった。

気がついたものが修正するしかない。

自分と同じ子どこにはしたくない、悪しき連鎖は子どもに伝えたくないとクライアントたちは言う。

その通りである。

私も振り返れば、余りにも安易に結婚・出産をした。

みんながするから、親がうるさいから、そんなことで自分のまた子どもの大事な人生を進んでいいのか。

もっとそれらに関わることをよく知って、考えて行動すべきであった。

しかし、当時の私は余りにも無知であった。

気がついた時には、すでに子どもは小学生になっていた。

それでも気がついたときから修正していくこと。

出来れば早いほど良いが。

これから結婚・出産を経験する人達にhttp://lacan-msl.com/female/ 月刊精神分析2009年6月号 女性と仕事・結婚・出産を読んでもらいたい。

昨今は婚活という言葉が流行っているようだが、幸せな結婚生活を送るためにしなければいけないことはパートナー選びだけではない。

結婚の意味、出産(親になること)の意味をしっかり考え、知って欲しいと願う。

http://tokyo-mtl.com/analysis/  月刊精神分析2008年11月号 私と精神分析

http://lacan-msl.com/book/  月刊精神分析2009年01月号 運命は名前で決まる

http://tokyo-mtl.com/analysis2/  月刊精神分析2009年02月号 私と精神分析 2

http://lacan-msl.com/zuihitu/  月刊精神分析2009年03月号 随筆 精神分析

http://lacan-msl.com/bunseki/  月刊精神分析2009年4月号 なぜ分析で病が治るのか

http://lacan-msl.com/heart/  月刊精神分析2009年5月号 精神分析家をえらびますか?

http://lacan-msl.com/female/  月刊精神分析2009年6月号 女性と仕事・結婚・出産

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