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2009年8月18日 (火)

分析家の独り言(自分への智を得、知的享楽へ)

分析で問題になるのは、クライアントと親の関係である。

最初クライアントにとって、母親は優しい良い母であることが多い。

ところが、養育史を聞き母親について語りだすと、様々な母親が出てくる。

最初の語りとは違ってくる。

中には、母親の悪い面に触れようとすると抵抗し、明らかに不機嫌になったり、とても触れられそうにないこともある。

クライアントの反応を見ながら、それぞれのクライアントに合わせて進めていく。

良い母の下(無意識)には、悪い母がいる。

反対に、最初から「母は嫌いです」というクライアントもいる。

こういうクラアントの無意識には母への愛着が隠れている。

母を好きか嫌いかどちらか、一方だけを意識している。

そうしなければ、優しい好きな母と表現した場合、嫌いな悪い母が出てくると困るからだ。

反対に嫌いな悪い母を意識している人にとって母を求め母に愛着を持った自分が出てくると、母を憎みきれないのでこれも困る。

母も人間であるから、100%良い人でも悪い人でもない。

良いところもあれば悪いところもある、そのどちらも意識すること。

偏らず、真実を見て知ること。

対象関係論でいう、良い母にはそれに対応して良い自我が、悪い母に対して悪い自我が形成される。(詳しくは、分析理論講座またはインテグレーター養成講座で解説しています)

そうして自分を知っていくこと。

それが辛いことであるため、撤退していく人もいる。

私は自分の思い込みや、思い違いを分析によって知り訂正していけることが楽しかった、面白かった。

そうだったのかと納得できると、辛いことも受け入れられた。

私という人間は、結構理屈っぽい人間だったんだと思った。

自分への智を得ていくことから始まり、さらに真理・本質を求めるようになった。

まだ知らないこと、わからないことがたくさんある。

命が終わる瞬間まで、それらを追い求め、智を得て、知的享楽に浸りたい。

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