« 『月刊精神分析』 2009年8月号発刊のお知らせ - 特集 酒井法子覚せい剤所事件と分析理論 - | トップページ | 分析家の独り言270(分析を通して人を育てる) »

2009年9月14日 (月)

分析家の独り言(オールOKと基本的信頼)

あるクライアント、分析を受け子どもにオールOKをしてきた。

子どもは不登校で、あまり外にでない。

不登校とは子どもが24時間体制(1.5歳未満の口唇期)に戻った状態なので、お母さんと一日中一緒に過ごす。

家にいると子どもの変化はほとんどわからない。

自分(母親)が分析を受け、子どもにオールOKしても目だって子どもの変化も見えず、本当にこれでいいのか?と迷いや疑問も出てくる。

分析もそろそろ辞めようかとも思い出した頃、ある催しに親子で参加した。

そこで子どもの成長した姿が見えた。

母親から離れ、同年代の見知らぬ子達と普通に話し、対等にやりあっている我が子を見た。

何の変化も成長もないと思っていた我が子が、オールOKすることで子どもは確かに成長していたと感じられたという。

毎日家でそれほど変化のない生活の中で子どもに対応して、このままこの子は家にいて、一生自分から離れずにいるのかなど、様々な不安が出てくるだろう。

私も下の娘が不登校していたときには、一体いつ動き出すのだろうと思った。

しかし、あるとき突然「学校に行く」と言い出した。

日常の中で子どもの変化は見えなかったが、オールOKすれば子どもは変化・成長いていた。

やはり一貫してやる続けることである。

最初から100%出来なくても、諦めずに根気よく、継続は力なり。

子どもの変化・成長とはこのようになかなか表面いは見えにくいものであることを知っておくことも大事なこと。

自分の娘の経験からも、やはり信じるということが人間にとって大事なことであり、基本なのかとあらためて思う。

この基本的信頼を人が学ぶのは、わずか0~1.5歳の時期。

母親に適切に世話されることで、人は人・物・事を信頼することの基礎を学ぶ。

これを学べなかった人達が多く、その人たちが親となって子を産み育てる。

親が基本的信頼を学んでいなければ、当然それを子どもに伝い教えることは出来ない。

私も分析を受けるまでは、基本的信頼など全くないまま子どもを育てていた。

分析を受け、インテグレーター(分析家)との関係を通してやっと学ぶことが出来ていった。

http://lacan-msl.com/contents.htmlラカン精神科学研究所のホームページ

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法のページ

http://indoor.lacan-msl.com/不登校・ひきこもりに悩む方々へのページ

http://lacan-msl.com/hikou/非行・家庭内暴力に悩む方々へのページ

« 『月刊精神分析』 2009年8月号発刊のお知らせ - 特集 酒井法子覚せい剤所事件と分析理論 - | トップページ | 分析家の独り言270(分析を通して人を育てる) »

育児」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 分析家の独り言(オールOKと基本的信頼):

« 『月刊精神分析』 2009年8月号発刊のお知らせ - 特集 酒井法子覚せい剤所事件と分析理論 - | トップページ | 分析家の独り言270(分析を通して人を育てる) »

2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のトラックバック

無料ブログはココログ