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2010年2月10日 (水)

分析家の独り言(死んで生きる)

分析において、これまでの自分を否定してきた。

否定するとは殺すということでもある。

今更甘えたい、頼りたいなどということは無いと思っていた自分。

子ども時代に甘えることが出来ず、あきらめ抑圧していった。

しかし、甘えから満足して離れたわけではなく、あきらめたのだから無意識下には子ども時代のまま眠っていた。

親に命令指示され、支配され自分の意志で生きてこなかった自分を知った。

悲しく悔しいがそんな自分を認め、誰かに支配されて生きるのではなく、私は私の意志で主体性を持って生きていく方向にシフトした。

自分を知って否定することは、自分の成長であるとわかった。

否定なきところに成長は無い。

我が師、惟能創理氏は、自分で自分を否定する構造を名前(インテグレーター名)を変えるということで表現した。

これまでの自分の名前を否定するところから、新しい自分が生まれる。

どんどん名前を変えていく、これこそ自分の成長の姿であると。

それは、墓碑銘、墓石を建てていくようなものである。

死後に戒名をつけるのではなく、生きている間に自らを殺し(否定し)、新しく生まれ変わるとともに改名する=墓石を建てる。

そういう意味では、毎日死んで生まれての繰り返しである。

死んでから墓石を建てることに意味は無い。

歌にもある、「私のお墓の前で・・・そこに私はいません 眠ってなんかいません」と。

「主体にしてみれば、自らは否定されていくことによって逆に生きのびてゆくことができるといえるだろう」(ラカン)

殺されるから生きられる、殺されなければ生きられない。

このためフロイトは「子ども時代はもうない」と言って、クライアントを否定した。

否定されること=殺されることは、これまで自分が良しとしてきた考えや価値を捨てることでもあり、それはこれまで生きてきた自分の生命の死と感じられるため、そう簡単には殺せない。

子ども時代にしがみつき、精神の成長がとまっていた私も、分析家に否定され(殺され)、生まれ変わり自らの意志と足で歩み出した。

自らの力で生きていることの充実感を知った。

http://lacan-msl.com/contents.htmlラカン精神科学研究所のホームページ

http://lacan-msl.com/skypetherapy/ skype de stherapy(スカイプ セラピー)

http://lacan-msl.com/book/   月刊精神分析2009年01月号 運命は名前で決まる

http://lacan-msl.com/book2/ 月刊精神分析 2010年1月号 心的遺伝子論 精神分析的産み分け法

http://lacan-msl.com/addiction/ 月刊精神分析 2010年2月号 依存症とは(覚せい剤など)

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