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2010年3月28日 (日)

分析家の独り言 (滋賀インテグレーター養成講座第8回:自己愛パーソナリティーより)

病的自己愛者は、全ての人から愛されたいと願う。

一人でも自分のことを嫌う人がいると自己愛が傷つき、落ち込む。

このため人のうわさが気になる。

自分を「嫌いだ」と言う人がいないか、全ての人が自分に好意をもっているかを常に気にしているからである。

自分への評価を気にし、自分を好きだ、嫌いだという人のうわさを気にしていたら疲れる。

自分がしたいことをするのではなく、人から「あなたは素晴らしい」と評価され認められることをする。

自分の行動の基準は、人に褒められるか、評価を得られるかどうかになる。

これはまた、世間体を気にする事とも通じる。

世間体を気にする=他者を気にする事。

人の評価は様々であり、何をしても良いという人もあれば、批難する人もいる。

その評価に振り回される。

そもそも、全ての人の評価を得ようとも思う事が無理であり、そのことを目的にする事がおかしいことに気付く事である。

自分というものをしっかり持ち、自分は何を求め、どの方向に進むのかを自分の意志で決める。

分析が目指すのは、この生き方である。

これら全ての元は、母に好かれているか嫌われれているかを気にした子ども時代に始まる。

赤ちゃんは母の世話がなければ一瞬も生きられず、子どもは母親が大好きで、母に好かれ気に入られることを何より望む。

自己愛は親に承認と賞賛されることがその核をつくる。

褒められたことのない人は、この自己愛の核がなく、人に褒められることを求め続ける病的自己愛者になる。

子どもに常に関心を向け、声とまなざし、スキンシップをし、子どもが出来たことを正確に褒めることである。

そうすれば、健康な自己愛が子どもの中に根付いていく。

http://lacan-msl.com/contents.htmlラカン精神科学研究所のホームページ

http://lacan-msl.com/bunseki/   月刊精神分析2009年4月号 なぜ分析で病が治るのか

http://lacan-msl.com/heart/   月刊精神分析2009年5月号 精神分析家をえらびますか?

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