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2010年3月31日 (水)

分析家の独り言(待機児童をなくすことの危険性)

保育園に入れない待機児童が4万人以上にのぼり、お母さん達は子どもを保育園に預けられないために働けないという。

東京のある区では待機児童が零だったために、子どもを保育園に入れるために他の区から引越してくると聞いた。

朝の番組の司会者は、「国は待機児童をなくし、お母さん達が子どもを預け働けるための政策をしっかりやらないといけない」とコメントしていた。

世間一般の考えはそうなんだろうが、精神発達論から言えば、ますますお母さんに手をかけられないで、愛着や自我の育たない子ども達にする事になる。

分析はいつもいう、母親以外の世話では子どもは育たないと。

少なくともフロイトのいう口唇期にあたる0~1.5歳の間は、母が子どもを抱きそばにいること。

待機児童がなくなり、0歳児保育がこの日本に行き渡れば、この国の未来はない。

不登校・ひきこもり、非行はじめ、凶悪事件はますます増え、犯罪の低年齢化は進むだろう。

精神が育たなければ未熟な自我のまま、甘えと依存の中で自己価値を見いだせず、想像だけが膨らみ現実味のない世界を生きる。

自分が作り上げた想像的世界であるため、自分の好きなようにいかようにも出来る。

その限られた世界で赤ちゃん時代の万能感に浸りながら生きていく。

その中だけで生きられればいいが、現実がチラチラ見え、無力な本当の自分が見えたとき、現実と想像のギャップに苦しむだろう。

現実世界の中で自分を活かし、自我理想を掲げ、人とつながって生きていく人に育てたいと願う。

http://lacan-msl.com/contents.htmlラカン精神科学研究所のホームページ

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法のページ

http://indoor.lacan-msl.com/不登校・ひきこもりに悩む方々へのページ

http://lacan-msl.com/hikou/非行・家庭内暴力に悩む方々へのページ

http://tokyo-mtl.com/sakai-noriko/  月刊精神分析2009年8月号酒井法子覚せい剤所事件と分析理論

http://lacan-msl.com/akihabara/  月刊精神分析2009年9月号 秋葉原無差別殺人事件

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