分析家の独り言 341 (4月2回目 滋賀分析理論講座より)
4月24日の分析理論講座に新しい参加者があった。
テキストに沿って解説しながら、子どもや自分、家族について質問され、テキストを離れ理論的に説明をした。
そのためテキストは数行しか進まなかったが、こういうこともある。
基本的にテキストを読み進め、症例などを入れながら解説していくが、参加した方にあわせて質問にも答えるようにしている。
子どもの何らかの問題は、家族の問題と関わる。
親子、夫婦、嫁姑舅などの関係に歪みが見える。
その中で子どもは様々なサインを出す。
そして不登校、非行、ひきこもりなどに至る。
親は一生懸命育ててきたつもりなのに、子どもが問題を表し慌てる。
しかし、そういうことがなければ、親は自分は正しいと思い振り返ったり反省する事がない。
大変ではあるが、それにどう取り組むかでその後が決まる。
情報が溢れる現代社会の中で、どの方法を選び実践していくのか。
それにも悩むだろう。
真理を知る事は難しい事かもしれない。
各講座を通して、迷いなく子どもに対応出来るように、納得行くように理論的に解説していきたい。
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