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2010年4月26日 (月)

分析家の独り言 346 (分析理論を学ぶ、真理を知る)

インテグレーター養成講座や分析理論講座で理論を学ぶクライアント達がいる。

個々それぞれに理論を学ぶことに意味を見出し、都合をつけて時間をつくり熱心に学んでいる。

振り返れば私も14年前そうだった。

京都から新幹線で東京まで行き、上野から高崎線に乗り換えて行田まで約1時間、それを日帰りで月2回3年間わが師、惟能創理(いのうそうり)氏のもとに通った。

インテグレーター(分析家)を目指し、精神分析理論を知りたい、その想いが私を突き動かせた。

私は本当のこと、真理が知りたかった。

親や大人、世間はいろんな事を言った。

子どもの頃は、大人の言うことだから正しいのだろうと思っていた、きっとそういうものなのだと。

ところが、どう考えても「それってどうなの?」と思う事や、「本当にそうなのか?」、自分のしたい事と大きくズレる事などが出てきた。

それでも親は「お前が間違っている。親の言う事を聞いていれば間違いない」というメッセージをいろんな形で押し付けてきた。

時には、暴力を使ってでも。

迷いながら、疑問を持ちながら、そこまでされる自分がやはりおかしいのか、間違っているのか?釈然としないまま、自己否定の世界で自分に自信を持てずに生きていた。

ところが分析を受け、更に理論を学んでいくと親の言った事、世間で言われている事さえ、違っていることがたくさんあると知った。

多数派である事が必ずしも正しいことではない。

自分をしっかり持って、自分で一つ一つ物事を判断していかなければ、これは大変な事になると気付いた。

これから私が生きていく上で、知っておく必要のある理論であり、これまで疑問であったことに納得がいき、知る事が楽しいと感じられた。

そして、いかにこれまで自分が無知であったかを知った。

子どもの問題で分析や理論を学ぶクライアントが言う。

何年も子どもの問題と向きあっていると、実際にオールOKをということの意味や理論を知らなくても、自然にオールOK的対応を子どもにすることになる。

ところが、様々な相談機関、公的機関でさえ、「そんなこと(子どもの言うように動くオールOK的対応)をしているからだめなんだ」と言われる。

そう言われると、子どもの要求に応えていてはいけないのかと母親は思ってしまう。

言われた通り、子どもの要求に応えないようにすると、子どもの状態はどうみても悪くなる。

どっちをとるか非常に迷ってしまう。

分析は、なぜオールOKをすることが子どもの自我を育てる事になり、子どもが活き活きとするのかを様々な方向から解説し弁証出来る。

真理を知れば迷ったとき、真理に照らして物事が判断出来る。

クライアント達は言う、「こんなことならもっと早くに知っておきたかった」、「せめて子どもを生む前に」「出来れば結婚する前に」と。

私も同感である。

しかし、知ったところから変えていけば良い、知ったところから人生の歩み方が変わる。

例え遅かったとしても、知らないまま生きていくよりはずっと幸せである。

http://lacan-msl.com/contents.htmlラカン精神科学研究所のホームページ

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法のページ

http://indoor.lacan-msl.com/不登校・ひきこもりに悩む方々へのページ

http://lacan-msl.com/hikou/非行・家庭内暴力に悩む方々へのページ

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