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2010年5月14日 (金)

分析家の独り言 353 (言葉:迷子)

あるニュース番組で見た、潮干狩に来ていた父親と4~5歳の幼児。

父親は出かける前、その子に「迷子センターに行かないでね」と言った。

それは、「勝手に動きまわって迷子になり、迷子センターに行くような事にならないように気をつけて」という意味だろう。

ところが、子どもは迷子になった。

海の監視員が迷子センターに連れて行こうとしたが、その子は頑としてそれを拒んだ。

「迷子センターに行かないでね」と言った父の言葉通り、迷子センターに行ってはいけないと思ったのだ。

監視員は迷子センターに行くのを嫌がる子どもを説得し、連れて行くことが出来た。

そして迷子の放送をして、迎えに来た父親に子どもを引き渡すことが出来た。

言葉は大事。

幼い子どもが親に「迷子センターに行かないでね」と言われれば、「迷子センターに行ってはいけないんだ」と思う。

この子は父親の言いつけを守ろうとした良い子だ。

お父さん、しっかり子どもに話しましょう。

言葉を端折りすぎて、それでは子どもに伝わらない。

「迷子センターに行かないでね」の意味がしっかり伝わっていない。

ラカンは、「人は誤解から始まる」という。

人と人が理解しあうことは、そう簡単ではない。

だからこそ、まず自分の周りの大事な人達としっかり意志の疎通をはかりたいものである。


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