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2010年5月29日 (土)

分析家の独り言 358 (5月滋賀インテグレーター養成講座より:口唇期から肛門期へ)

5月2回目のインテグレーター養成講座は、口唇期の途中から、肛門期の途中までを講義した。

0~1.5歳の口唇期の発達課題は基本的信頼。

母親に適切に世話され愛されることにより、母親との間で基本的信頼を学ぶ時期。

この母への信頼をもとに、周りの人と信頼の輪を広げていける。

しかし、母との信頼を学べなければ、その先の他者との間に信頼を持つことは難しく、人間関係を結んでいくことも難しくなる。

そういう意味で“ひきこもり”とは、この口唇期からの欠損と言える。

口唇期に欠損していても、1.5歳頃から肛門期に入る。

リピドーは口唇から肛門に移る。

ちょうどトイレット・トレーニングの時期である。

肛門期の発達課題は自律性の獲得(セルフ・コントロール)である。

排泄をめぐり、親子の間で支配と服従、権力闘争がくり広げられ、その親の支配のもとでどれだけ子どもは自らの自律性を持ち続けられるかである。

直立歩行と言葉を使い始めた幼児にとって、自律とは分離不安を伴ないながらも、母親に見捨てられるでもなく、飲み込まれるでもない、程よい距離を学習している。

この時母親が躾という名のもとに子どもを支配してしまうと、子どもの自律性は育たない。


講座参加のクライアントの質問を受けながら、3時間半の講義をした。

次回は6月12日(土)、肛門期の残りと、エディプス期を講義する。


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http://lacan-msl.com/fukuoka/ ラカン精神科学研究所 福岡支所のページ

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