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2010年6月 8日 (火)

分析家の独り言 360 (親が変わる)

子育て相談室で、質問に答えながら子どもへの対応法 『オールOK』 を話す。

なぜそうするのか、理論的に説明もする。

それでも、 『オールOK!子育て法』 を聞けるのは、ほんの一部の人である。

ほとんどの人は、「子どもをそんなわがままにしていいんですか」と言う。

精神分析や子育て相談室等に来て、 『オールOK』 を実践しようと思う人はまれである。

しかも続けて参加し、取り組むクライアントはさらに少なく、奇跡に近い。

子どもの何らかの問題で悩み、苦悩し、道を探して分析や相談室に来られるが、取り組みだせば母親自身のコンプレックスに触れ、 『オールOK』 したくても、どうしてもできず、子どもと同レベルで感情的になり怒ってしまったり、拒否してしまう。

私も長い間そうだった。

頭でOKしようと思っていても、「ダメ」の言葉が口から飛び出す。

「ダメ」を言ってしまってから、また言ってしまったと後悔するが、その繰り返し。

それが辛かった。

また、自分では結構やれているつもりでも、子どもにすればまだまだということもある。

それでも分析によって、自分を見つめ知っていくと、変わっていく。

自分を理解した分、他者である子どもを理解出来るようになる。

最初は、要求を出す子どもを妬ましく、憎らしく思う、イライラする。

「私は親にそんなこと言ったことも、要求したこともないのに」と。

子どもにえらそうに激しい口調で言われると、同じように言い返す。

しかし、自分もその昔子どもと同じように、親に言いたいことをいい、要求を聞いてもらいたかった、甘えたかった。

それを認めれば、子どもの気持ちが理解出来るようになる。

また、親や大人から植え付けられた言葉・価値が邪魔をする。

勉強出来ることが価値有ること、人に迷惑をかけてはいけない、子どもは親の言う事をきくもの・・・ 親はいろんなことを言い、子どもを自分の思うようにしたい。

この枠が強いほど、子どもはその枠に押し込められ、つらく苦しい想いをする。

これでは、子どもは自分の良さ・個性を発揮出来ない。

いつも言うが、子どもを変えようではなく、まず親が変わること。

枠を壊し、子どもを命令指示することをやめ、子どもを尊重すること。

そのためのサポートと智を与えていくのが、子育て相談室や分析理論講座、そして個人の分析である。


http://lacan-msl.com/contents.html ラカン精神科学研究所のホームページ

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法のページ

http://lacan-msl.com/fukuoka/ ラカン精神科学研究所 福岡支所のページ

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