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2010年6月13日 (日)

分析家の独り言 363 (インテグレーター養成講座より:肛門期)

昨日のインテグレーター養成講座は、発達論『肛門期』。

解説しながら、あらためてこの時期の大事さを思う。

ほぼ記憶の無いこの時期を、私はどんなふうに過ごしたのだろうと思う・・・ 予測はつくが。

肛門期 1.5歳~4歳くらいまでの時期、トイレット・トレーニングを通して、自律性を学んでいく。

同時に、相反する対立項を矛盾なく自分の裡に統合していく。

例えば、受身性対能動性。

受身性は、「~られる」「待つ」というもの。

能動性は、主体的に「私が~する」ということ。

消極性と積極性とも言える。

ただ待つだけでも、何でもかんでも積極的に能動的に動けばいいというものでもない。

時と場合に応じ臨機応変に、積極的に能動的に物事に関わる時と、少し引いて受身的になる時。

この程よさをいかに学習できるかである。

それを子どもは、養育者である親から学ぶ。

母親が程よく清潔好きで、几帳面で、積極的で・・・あると、子どもも程よい人になる。

多くは、程よさを知らず、極端にどちらかに偏ってしまう。

これを100か0か、白か黒か、×か◯かという偏った一面しか表現できず、偏執的行動化をしてしまう肛門期の関係障害という。


また、肛門期性格者は、秩序思考が強く、しっかりとしたある枠の中に入っている。

この枠の中で生きることを望み、この枠の中でしか生きられないと思っている。

秩序の枠内は、予測不能なハプニングが起きないため、心的エネルギーは最小限ですみ、安心していられる。

枠が強い秩序思考の人は、変化やハプニングを恐れている。

決まった日常の中で、環境や自分を変えることを拒み、同じことを繰り返し生きている。

これを頑固という。

これでは、人としての成長や発展は望めない。

以前の私はこういう生き方をしていたなと思う。

こういう生き方しか知らなかった。

冒険や挑戦をしてみようという勇気など持てなかった、動けなかった。

心が変わると、行動が変わり、前へ前へ進もうとする。

動けば当然、色々な刺激を受ける。

自我がしっかりしていれば、それらに振り回されることなく、取捨選択し、必要なものを自己に取り入れ変化成長を目指す。

すると自分の成長を楽しめ、生きることを楽しめるようになる。

講座で話しながら、そんなことを考えた。


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