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2010年6月16日 (水)

分析家の独り言 364 (自分を知る、幸せへの道)

クライアントは何度か分析で話すうちに、自分が忘れていたことをふと思いだす。

「ああそうだったんですね、気付きませんでした」と言う。

もう随分いろいろな事を話して、もう話すことはないのでは・・・と思っている。

ところが話しだすといくらでも出てくる。

そのことに驚く。

例えば、両親のことについて語ってもらい、クライアントはもう充分話したと思っている。

しかし、インテグレーター(分析者)からすれば、まだほんの入り口にすぎない。

これから分析を通して、語り尽くしていく。

それをもう充分話したと思うこと、これはクライアントの抵抗。

ほんの上辺を少し語っただけで、全てを語ったと思うことで、それ以上の語りを自分で止めている。

語れば、悪い母・父が出てくることを無意識に知っている。

対象関係論的に言えば、悪い母に対して悪い自我ができるため、それは見たくない。

悪い母・父、自分を見るのが辛いと分析から撤退していく。

それでも勇気を持って、自分と向き合っていこうとするクライアントは分析に来る。

そして自分と向き合い続け、自分を知っていく。

見捨てられた自分、悲しい自分、甘えたかった自分、我慢してきた自分・・・ いろいろな自分を知っていく。

甘えたかったのに甘えられず、我慢したかわいそうな自分を自ら救い上げる。

そのことが結果的に、その人の運命(無意識)を変え、人生が開かれていく。

それを私はホームページの「終わりに」で、「必ず道は開かれる。幸せへの道はそこにある」と記した。


http://lacan-msl.com/contents.html ラカン精神科学研究所のホームページ

http://lacan-msl.com/mailmaga/ メルマガ:子育て相談室便り

http://lacan-msl.com/skypetherapy/ skype de stherapy(スカイプ セラピー)

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