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2010年6月18日 (金)

分析家の独り言 365 (外向性と内向性)

ユングは自我の関心が外界に向いているものを「外向性」とし、内的世界への関心が高いものを「内向性」とした。

人は外の世界を安全か危険かで分ける。

外向性の人は、外の世界を安全だと思っており、自己の主張を他者に受け入れられるだろうという信頼と安心を持って外の世界を認識している。

そのもとは、育ってくる間に母親に受け入れられることが多かったはずである。

人にとっての最初の対象である母親との間で安全と安心を感じることができ、信頼ということを学んでいるため、この人にとって外の世界は安全と認識されている。

外の世界への関心が高く、積極的に外に働きかける。

反対に、拒否的タ態度や虐待を受けた人は、外の世界を危険と見なす。

すると外の世界から内的世界に撤退し、撤収する。

これがいわゆるひきこもりということになる。

外の世界への関心が低くなり、自分の心の内側にしか関心がなくなる。

すると、社会適応しにくい状況になる。

これを内向的態度という。

これも元は、最初の対象である母親との関係よる。

良い意味で、自分見つめるという内向性は大事なことではある。

ここでもバランスが大事で、外向性と内向性という相反することを、程よくバランスしていると良い。

相反することを自分の中で、統合するにはしっかりとした自我が育っている必要がある。

どちらか一方に偏ることなく、時と場合に応じて、外向性と内向性をバランスよく持ちたいものである。


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