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2010年7月13日 (火)

分析家の独り 372 (初めに心有りき)

精神分析は直接面談を基本にする。

例外として、遠方であったりして直接面談が不可能な場合は、電話やスカイプでの分析をしている。

インテグレーター(分析家)にとっては、クライアントとあった瞬間からクライアントの全てが情報となる。

その日の分析でクライアントのまず表情を見る。

クライアントのいかにも疲れたような顔であると、開口一番「ここのところ調子が悪くて・・・」いう言葉から始まる。

随分つらそうだなと思い、クライアントの語りに耳を傾ける。

分析は終わる頃には表情も明るくなり、クライアントからも「すっきりしました」という言葉が聞ける。

インテグレーター(分析家)として、ホッとする瞬間である。

分析はクライアントの利益のためにある。

また、明るい表情で来たクライアントは、自分の事であったり、子どもの事であったり、何か良い報告が聞ける。

変化進展があり、クライアントの語りを聞き、共に喜べるのはインテグレーターにとっても嬉しい事である。

不思議なもので、人の顔に心の状態は表れる。

笑う門には福来るというように、心の状態が顔の表情に表れるといたら、暗い表情より明るい表情をすることである。

また、心の有り様が表情に出るのだから、心地良く楽しい気分でいると自然と表情は明るくなる。

やはり心が先ということになる。

初めに心有りきである。

クライアントの笑顔が増えるようにと願いつつ、分析に取り組む。


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