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2010年7月16日 (金)

分析家の独り言 373 (7月京都子育て相談室より:お母さん方への支援)

子育て相談室では、何らかの子どもの問題に悩み、子育て相談室に来られ、『オールOK』を実践しているお母さん方がそれぞれの現状を話し、質問される。

それに私が(インテグレーター・分析者)が答えていく。

仕事の都合で来られなかった方の顔が久しぶりにあった。

『オールOK』を知ってもらい、家庭で実践してもらっていると、やはり子どもに変化が見られる。

お母さんがOKしても、周りの家族や人の理解が得られないこともある。

「ここ(子育て相談室)に来て、オールOKしている方達の話をきくとホッとする」とか、「他の方はどうしているのか聞きたかった」ということも言われる。

それぞれの状況は違っても、『オールOK』をし、その中で失敗したり迷ったり疑問に思うことを話し、それに私が答えることに共感されたり、納得される。

子どもに対応するお母さん方の苦労や想いは共通するものがあり、「それわかる」ということがたくさんある。

私も通ってきた道なので、お母さん方の気持ちはわかる。

例えば、頭では『オールOK』しようと思っていても、子どもにえらそうな口調で、「〇〇取れ」と言われると、言われた通り取りはするが、一言文句を言わずにはいられないという。

また、朝の忙しいときに、子どもに「あれして」「これして」と言われると、「忙しいのに、それくらい自分でやれるでしょう」とか「あんたの方が近いでしょう」と言ってしまう。

それを聞いていた他のお母さんも「そう、そう」とうなずく。

私も永い間そうだった。

どうせ、子どもの要求を聞くのだから、気持よく文句も言わずにきけばいいのだが、なぜかそれが腹立たしくて、釈然とせずに、いらない一言が止められない。

結果として、子どもの言うことをきくのだが、気持よくという訳にはなかなかいかないのだ。

その子どもの行為を、お母さんが子どもの甘えであり、自分への信頼と受け取るか、まるで自分を女中か家政婦かのようにこき使い、馬鹿にしているととるかによる。

母親である私たち自身が、その親に言いたい事を言っては来ていないし、子どもであった私たちが親にあわせて来た。

そういういい子でないと受け入れられないと感じ、無理をしてきたことがたくさんあった。

それを今度は、親が子どもに合わせようというのだから、当然抵抗する。

そこに、目の前の子どものように親に言いたいことを言えた、言うことを許された自分はほぼいない。

不本意ながら親に合わせ、親の言うことを聞いてきた子ども時代の自分の不快感や不満、悲しみ、悔しさなど様々な感情が出来事・事象とくっつきコンプレックスを形成している。

そのコンプレックスに触れるため、頭では子どもの言うことを聞いてやればいいとわかっていても、口をついて出る言葉は否定や拒否、文句となる。

なんで自分でもこれがコントロール出来ないのかと思うが、なかなか意識しても出来ない。

それでも、子どもに『オールOK』していくお母さん方にエールを送り、支援出来ればと思い、子育て相談室を開いている。

お母さんと共に、その向こう側にいる子ども達が自分らしさを活かし、活き活きと生きてくれるようにと願って。


http://lacan-msl.com/contents.html ラカン精神科学研究所のホームページ

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法のページ

http://lacan-msl.com/mailmaga/ メルマガ:子育て相談室便り

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