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2010年7月28日 (水)

分析家の独り言 377 (第11回那須精神分析サミットより)

毎年この時期、那須でわが師、惟能創理(いのうそうり)氏の分析とイングレーター養成講座を受けた人達が集まり研修会が開かれる。

早いもので第11回目を迎えた。

今回のサミットのテーマは『診断』。

正しい診断、的確な診断により、治療方針が決まる。

診断とは、クライアントの何をミルのか、それは無意識を診る(調べる)のである。
厳密に言うならば、シニフィアンの軌跡を診るのである。
無意識は症状とパロール、ディスクールによって表現される。それをよく診て聴くのである、と。


インテグレーター同志の親睦をはかるため、今回は前泊し夜にも会合を持った。

この日(7月24日)の日中、惟能氏のインテグレーター養成講座第9期生の講座がスタートしたと聞いた。

私は惟能氏が養成講座として始めた、その第一期生になる。

当時のことを思い出す。

京都から東京に向かう新幹線に久しぶりに乗り、懐かしかった。

こうして月2回、埼玉ケ県熊谷まで3年間、雪の日も雨の日も、カンカン照りの日も通ったなぁ・・・と。

あの頃は、自分がインテグレーターとして仕事が出来ることを夢見ていた。

そして今、クライアントを抱えインテグレーターとして仕事をしている。

クライアントの様々な苦悩、問題に耳を傾け、共の成長を目指して、日々自分自身もまた磨かれる。

自我理想(自分が理想とする自分、目標)は、どんどん書き換えられる。

10年あまり前の私が目指した、自分のあるべき姿は実現した。

今の私は、更に洗練されたインテグレーターを目指す。

ただクライアントがいて、分析の仕事が出来ればいいというのではない。

クライアントの前に立つと、常に自分が試される。

自分自身に足りないところ、それを自覚し成長させていくための努力をする。

理論的に分かっていない事、曖昧な事はもう一度勉強しなおす。

時間がいくらあっても足りないくらいだ。


関東方面にクライアントがいる。

遠方であり、いつもは電話セラピーだが、年に1回は直接会って分析をする。

今回も会うことが出来た。


1年に1回仲間と会い、研修を通して意見を交換したり、それ以外の時間に談笑する中で刺激を受け、また私は私として頑張ろうと思う。

また来年、どんな話しが出来るか、どこまで自分が成長出来ているか楽しみである。

50を越えたこの歳になって自分の成長を目指し、それを目標とし生きられるとは、分析に関わる前の私は思ってもいなかった。


http://lacan-msl.com/contents.html ラカン精神科学研究所のホームページ

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