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2010年8月11日 (水)

分析家の独り言 382 (8月滋賀インテグレーター養成講座より:ペルソナ)

今回の8月1回目のインテグレーター養成講座は、『無意識論Ⅱ ユングの六つの元型(アーキタイプ)』を解説した。

六つの元型とは、シャドー(影の自分)、ペルソナ、アニマ、アニムス、老賢人、太母といわれるものである。

その中の一つペルソナとは、人が社会に対して見せている顔の事であり、人は社会に対して一定の役割をもち、それに相応しい性格をつくる。

それは本当の自分ではなく、人から見られたい自分を演出するための仮面でもある。

本当の自分は、羽目を外したい、しかし人からは良い人と見られたいので、良い人、真面目な人の仮面を被る。

時には、場所と時を考えて、羽目を外し不真面目にいきたいが、あまりにも真面目に良い人をやっていると、不真面目な自分は無意識に抑圧されたまま、現実で発揮される事がない。

良い人を演じすぎてしまうと、その良い人の仮面が自分の顔に張り付いてしまい肉化され、外れなくなる。

そうなるとこの人は良い人をやり続けるしかなくなる。

程良く、真面目と不真面目を使い分け、自分の中で統合していくのが健康な精神といえる。

また、ペルソナ(仮面)を100個も200個もいっぱい持っている人がいる。

Aさんにはこの仮面、Bさんにはあの仮面、Cさん、Dさん・・・と、人によって仮面を付け替え、しかも1個では壊れたら困るため、スペアーを数個持っている。

その仮面を首からぶら下げ、引きずって歩いているようなものだから、当然首・肩が凝る。

そのうちに背中が痛くなり、最後は腰に来る。

これが腰痛、椎間板ヘルニアにまで至る。

あるがままの自分で生きている人に腰痛はない。

と話していくと、講座を聞いていたクライアントが、「そう言えば、最近肩が凝らないのは、そういうことか」と言った。

以前は首・肩が懲り、体が重かった。

何か精神的にこたえることがあると、寝込む事もあった。

分析していくと、これまで引きずっていた仮面(ペルソナ)を捨てていく。

当然体は軽くなる。

心の軽さは、体の軽さになる。

仮面を捨てていったクライアントがいうセリフがある、それは「楽になった」である。

楽に生きる事は、楽しく生きる事。

心が行動を生み出す。

この心を扱うのが精神分析である。


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http://www.takeda-msl.com/seibu/ 「子育て相談会 池袋コミュニティカレッジ」 月刊 精神分析 2010年08月号

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