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2010年9月 7日 (火)

分析家の独り言 386 (症状;パニック障害、摂食障害等)

クライアントは様々な身体症状を表す。

ある人は、パニック障害による過呼吸であったり、内臓の病気であったり・・・。

身体の症状とは、言語化=象徴化され得なかった余りである、とラカンは言う。

小さい頃押入れに入れられたり、家の外に放り出されたりしたとする。

その時、まだ小さくてその時の寂しさ、心細さ、見捨てられた怒り、無力感等々様々な想いがあっただろうが、それが語りきれず、象徴化できずにこぼれ落ちた余りが、後に身体の症状として表れる。

摂食障害による過食・拒食症も同じである。

食=母であるため、母に甘えたかった、一緒にいたかったとか、逆に破壊したかった、拒否したかった事が言いきれず、過食・拒食という症状で表現される。

相反する気持ちが、過食と拒食を繰り返し一定しない。

それは身体にも置き換えられ、太ったり痩せたりする。

インテグレーター(分析家)はそれを言語として厳密に掬い上げる。

そこにあるのは母へのアンビがレンツ=愛と憎しみ。

それを言語化し、クライアントに戻す。

すると症状は消える。

分析はこの言語化していく作業である。

どこまでも的確に、こぼれ落ちたものも全て掬い上げ、根こそぎ拾いあげてクライアントに言語化し戻す。

少し前にやっていた「臨場」というドラマがあったが、その手法と同じである。

ひっかかったものをとことん考え、そこから真実が見えてくる。


http://lacan-msl.com/contents.html ラカン精神科学研究所のホームページ

http://lacan-msl.com/mailmaga/ メルマガ:子育て相談室便り

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