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2010年10月 6日 (水)

分析家の独り言 389 (オールOKをして)

二人の子どものお母さんであるクライアント。

子どもが不登校になり、『オールOK』で対応をして来た。

これまで何年も母親として『オールOK』をして来たつもりだったが、どうも違っていた事に気づいたと言う。

『オールOK』をする母自身がそれとはほど遠い育ち方をし、頭では『オールOK』を理解しているつもりでも、実際子どもにどれくらい出来ていたかは危うい。

例えば、言葉では「いいよ」と言いながら、眉間にシワを寄せ、怒ったような不機嫌な顔でいた。

これでは子どもは本当にOKされたと思えない。

言葉で「OK」と言われても、顔が「NO」と言っている。

これをダブルバインドという。

「OK」と「NO」、この相反するメッセージを同時に出された子どもは、「OK」と「NO」のどちらをとればいいのか悩む。

クライアントもこれを子どもにして来たと言う。

それが、インテグレーター養成講座で理論を学ぶうち、子どもが「お母さん理論を勉強してくれてありがとう」と言ったという報告を受けた。

そして最近、「お母さんオールOKしてくれてありがとう。お母さんがしてくれなかったら、私は何も言えなくて苦しかった」と子どもが言ったそうだ。

迷いながら、悩みながら、失敗しながらもクライアントはよく頑張って諦めずに嫌にならずに子どもを想い『オールOK』をして来た。

講座を受け理論を学び、理論的理解もしつつ分析を受け、子どもにこう言われるまでになった。

熱心に理論を学ぶ姿。

苦しくても辛くても『オールOK』しようとする姿勢。

その努力が素晴らしく尊い。

子どもを想う母の力と意志、優しさ、それらが子どもに伝わり、母子共に成長していくんだなとあらためて思う。


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