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2010年10月 8日 (金)

分析家の独り言 390 (親が親らしくないと子どもはしっかりする)

インテグレーター養成講座の、性格論Ⅱ《躁うつ質》、性格形成の「劣等感と補償」の話の中での話。


その年齢にふさわしくなくしっかりしていたり、ませたことを言う子どもがいる。

中には、親子が逆転したかのように、子どもが親らしくしっかりした事を言う。

親が親らしくないと、子どもがしっかりして親らしくなる。

子どもがしっかりしているのは、親が親らしくなくだらしない証拠。

「しっかりした子」などと言われて、喜んでいてはいけない。

反対に、子どもが子どもらしく甘えん坊であるのは、親がしっかりしているという事である。

世間で言われる事と逆だろうが、子どもがませた口をきき、応対がしっかりし大人らしいのは、親が大人でないために、子どもが親を補うために大人になってしまった結果であるといえる。

講座に参加のクライアントが、「そう言えばママ友が、親は少し頼りない位の方がいいのよ。その方が子どもがしっかりすると言った」という。

これは親の手抜きであろう。

子どもの自我が育って、しっかりして行くのはいいが、親が手を抜き頼りないために、子どもがしっかりする事を喜んでいてどうするのか。

この子どもの自我を育てるために、まず母親は献身的に子どもの世話をし心を配る。

それをせずに、子どもが親のようになって、親に甘えず親に気を使い、子どもらしい子ども時代を過ごせなければいつかそのつけはまわる。

甘えや依存を子どもは諦め断ち切り、正常な心の発達を遂げられないで、いつか行き詰まる。

人は踏み外した階段(甘えや依存を充分体験出来ずに)を、そのまま登り続けることは出来ない。

後年、親が手抜きし子どもに欠けた事の請求書(お金であったり、世話であったりする)が回るか、本人が心身の病という形で表すか、事故怪我などを含む行動化で出すか、いずれにしても生きづらい人生となる。

子どもの言う事にしっかり耳を傾け、適切に世話をして情緒を育てることは、その子の一生の宝と成る。


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