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2011年4月26日 (火)

金谷氏今月のメッセージ (平成23年4月)

以下は分析家仲間の真理攫取(金谷)氏のHPにある今月のメッセージを私のブログで紹介しているものです。

 テーマ「皇室」

 現在は市民に開かれた皇室になっているが、我々はどれだけ天皇陛下のことをしっているだろうか。と考えたとき、私も意外と知らない事が多いと気が付いた。

 そもそも天皇とは、何?万世一系125代続いている国はどこにも無い。天皇家の始まりがいつかは不明である。

欽明朝時代、百済からの奏文に「伏願可畏天皇」の一文と推古帝から唐に送られた国書に「東天皇敬白西天舜(帝)」と書かれているのが文献上「天皇」の文字の初見とされている。

天皇の地位は、「天皇は日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴であって、この地位は主権の存ずる日本国民の総意に基づく」(憲法第一条)と規定されており、内閣総理大臣を任命したり、最高裁判所の裁判官を任命したりする。

 また国会を召集したり、衆議院を解散したりする。

しかし、この国事行為には内閣の助言と承認を必要とし、その責任を負うのである。

戦前天皇は、大日本帝国憲法に「天皇は神聖にて侵すべからず」(第3条)と規定されて、「現人神」と称され天皇は神格化され「雲の上の存在」だった。

 昭和20年の終戦後、GHQは皇室制度の民主化を迫り、昭和21年元日昭和天皇は、自ら「人間宣言」を発表された。

天皇陛下には戸籍は無い。その代わり「皇統譜」が存在する。

天皇皇后に関する事項が登録される「大統譜」と、天皇皇后以外の皇族に関する事項が登録されている「皇族譜」に分かれている。

天皇は男系一系で皇位が継承されているが、125代の中に10人の女性天皇がおられる。

最初の女性天皇は、第33代(592~628)の推古天皇で最後は
第117代(1702-1770)の後桜町天皇である。

男子であれ女子であれ天皇の御心は不変である。

天皇はとても慈悲深い方である。

 皇室の方々は、日本各地を周られる時は老人や身障者などの福祉施設を訪れて手を差し伸べ、暖かく接している姿をいつも拝見する。

昭和天皇は、沖縄戦の終戦日に鎮魂の祈りを捧げ、沖縄の人々でさえほとんど歌う事の出来ない琉歌を贈り、沖縄の人々に幸多かれと願っておられた事を知る人は少ないでしょう。

 天皇は、社会的弱者に常に心優しい視線を送られている。

何故、弱者の幸福を天皇が願うのか。其れは天皇が祭司王だからです。

天皇は、国民全体の安寧や世界の平和をいつも祈る存在、政治をしているわけではないので祈らなくてもいいのでは、と考える人がいるかもしれないが、しかしそれは自分が健常者だから言えることで、弱い立場に立たされている人にとっては、日本の象徴である陛下がいつも気に掛け言葉をかけてくださることは、大きな意味を持つ事になる。


特権階級の天皇を「階級社会の象徴」「差別の元凶」と呼ぶ人もおられるでしょうが、良く考えて下さい。

天皇陛下は、身分は高いけれどお金持ちでしょうか。

国民の税金国家予算範囲で暮らしている。それだけでなく皇室には職業の選択の自由・婚姻や住居経済活動の自由も無い。

参政権や社会保障もない。国民に与えられている自由や権利を奪われているのが天皇と言う身分である。

とてつもなく窮屈な暮らしでしょう。それでも私利私欲に走る事も無く国民の安寧を祈っておられる。

 この日本と言う社会・国を動かす国会議員や官僚の中に有って、唯一の良心だと言えないでしょうか。

日本の総ての国民が、健やかに幸せに生きられる様に祈る。

この祭司王の役割を担う天皇は、万世一系で親から子へと世襲によって受け継いできたものである。

お隣の中国・北朝鮮と比較するとまったく異なるものである。

中国は、モンゴル族が作った元や満州族の清等の様に、別の民族が新たな王朝を作って、皇帝になるのが常でした。

だから王朝が交代する時に、前の民族を虐殺する革命「易姓革命」が起こった。「天命に遵い有徳の政を施すもののみが帝王足りうる」という孟子などの儒教に基づく理論のごとく。

新たな徳を備え、天命を受けたとして一族が徳を失った現皇帝を武力で追放、または虐殺する「放伐」によって新たな王朝を作ったのである。

この易姓革命は、大量殺戮と農民が戦いに借り出され、農地が戦場になる為に大飢饉が起こり、王朝交代の度に人口が激減したと言われる。

中国の皇帝は、天命が下って易姓革命が達成すれば徳を持っているかいないか関係なく誰でもなれる。

 そして皇帝は、最高権威と絶対的な権力と両方持つ独裁者になれるのである。すなわち生殺与奪全ての権力を掌握出来る。

つまり皇帝一人に残りは全て奴隷という型になる。

そんな近隣国と日本と決定的に違うところは、天皇は権力を持たず権威だけを世襲してきた事により易姓革命大量虐殺は有り得ないのである。

 日本の天皇は、姓を持たないので易姓革命は起こらないのと天皇が祭司王であり続けていたから、独裁者が生まれなかったと言える。

ここで昭和天皇の話を一つだけお伝えしたい。太平洋戦争において日本は「無条件降伏」によって終結した。

しかし無条件とはいえ、当時天皇を処罰すれば陸軍などが一丸となり軍事クーデターが起こるのは必然であった。

陛下の身の安全を保障しない限り戦いは終わらない。そんな状況の中ポツダム宣言の受諾はアメリカ側の曖昧な表現で「日本国の最終的の政治形態は・・・・・日本国民の自由に表明する意思により決定せらるべき」そして玉音放送により終結した。

 マッカーサー元帥の「回想記」の中で昭和20年9月27日昭和天皇が初めてGHQのマッカーサー元帥を訪ねられた時の事を書かれていたが、「マッカーサーは天皇は、戦犯として起訴されないように命乞いに来たのかと思っていたが、その口から出た言葉はまったく意外なものだった。」と。

「私(昭和天皇)は国民が戦争遂行にあたって、政治軍事両面で行ったすべての決定と行動に対する全責任を負う者として、私自身を貴方の代表する諸国の裁決にゆだねる為にお訪ねしました」と、天皇の言葉である。

マッカーサーは、死を伴うほどの責任敗戦国の長であるならば、亡命してもおかしくない。しかし、目の前にいる天皇はマッカーサーを骨の髄までも揺り動かし、感動させてしまった。

そして「個人の資格においても、貴方は日本の最上の紳士である」と言わしめた。

 象徴の天皇という意味は、伝わったかどうかは定かでないが、この人なくしてこの国は成らずと感じた、ただの人物ではないマッカーサーの「聖断」に置いて、日本は悲惨な敗戦国とはならずに済んだのである。

昭和天皇のお陰であるが、昭和天皇はこの事を一言も言ったことも無く、日本側の記録には一切残っていない。

後に、高度経済成長を成し遂げ、世界と型を並べる大国にまで成長したのは昭和天皇の勇気ある英断のお陰である。

記者などに受けたインタビューの中に「今日本が豊かになった理由は何でしょうか?」と質問に「国民の勤勉さです」と答えられた天皇の常に国民を労うお心が伝わってきます。

 どこかの総理のように、何もしていないのにやってるやってると言う徳の備わっていない方がおられるようですが、自らの事は一切語らず、国民を称え、大きな心を持ってほしいものです。

今生天皇に置かれましても、東北関東大震災に心を痛め、玉音にてお言葉を述べられました。天皇の心を日本の心として、後生に伝えていきたいと思います。この心を持って被災地の復興を祈ります。

  真理攫取


http://www.k5.dion.ne.jp/~kanaya/index.htm金谷精神療法研究所

http://lacan-msl.com/contents.html ラカン精神科学研究所のホームページもご覧ください

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