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2011年7月29日 (金)

分析家の独り言 405 (大人になる)

育つ過程で兄弟との関係において影響を受ける事は多い。

性別や生まれた順番によって、兄弟間で親から差別を受ける。

たまたま上に生まれたために、子どもの頃から親の手伝いや下の兄弟の面倒をみさせられる。

上であろうが下であろうが、親に甘え世話されたい気持ちは同じである。

しかし、親は上だというだけで、「お兄ちゃんでしょう」「お姉ちゃんなんだから」と言う。

そう言われると、甘えたい気持ちを抑えて親の要求に応えていく。

これでは子どもらしい子ども時代が過ごせず、甘えと依存からも脱却出来ない。

大人になってからでも、子ども心のままに人に周りに甘える。


『疾病利得』というのがある。

言葉で「優しくして欲しい」、「世話して欲しい」、「甘えたい」と言えないために、自ら病気になって人からの世話を得る。

病気は自分がつくていると言える。

これは無意識であるため、本人は気付いていない場合がほとんどである。

これではまだ物言えぬ赤ちゃんである。

こういう人は周りを振り回し、同情を買い、自分の思うように事を運ぶのが上手い。

周りがその人の思うように動かざるを得ないように振舞う。

この時一番効果があるのが、病気である。

倒れた人を放っておけない、人の優しさにつけ込む。

真に大人になって言語を使い、快は自らつくる。

大人が少ない。

甘えと依存は、子ども時代に充分親に甘え依存し満たされることで次のステップに進める。

甘えと依存を満たされた者は、今度子どもを甘えさせ依存させられる。

親が中途半端なまま甘えと依存を抱えていると、子どもの心を満たす事は出来ない。

親自身が自分を見つめ、真の大人を目指す事である。


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