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2012年2月27日 (月)

分析家の独り言 429 (不登校・ひきこもり:昼夜逆転)

不登校、ひきこもりの子ども達は、昼夜逆転になることが多い。

現実が彼らには辛く、学校という社会から撤退し自室にこもる。

とともに自己の裡に閉じこもる。

学校に行かなければならないと思いながらも、気持ちがなえ体が動かない。

友達の中にいると、気後れしたり、自分が周りより劣っている、馴染めないと感じる。

自我脆弱であるため、人間関係に疲れ、強い無力感を抱く。

そのため、昼は寝て、人々が寝静まった夜に活動する。

彼らには、昼間の光や人の活動など刺激が強すぎる。

心が暗く沈んでいる時には、昼間の光はまぶしく、心の状態と同じように暗闇の方が楽だと感じるだろう。

また、昼間は活動的に動く他者に比べ、自分は動く気力が出ない。

夜なら大概の人は寝ていて、活動する姿を目にすることも少ない。

これは生活のサイクルの乱れや体内時計の乱れではない。

無力感の防衛行動といえる。

昼夜逆転は、無力感を抱きながらギリギリ社会適応していたが、いよいよこの無力感を自分ではどうにも出来ず、社会から撤退し家にひきこもり、更に昼間の刺激を避け夜に活動する姿である。


無力感を抱いている子どもを無理やり学校(社会)に押し出せば疲れ切ってしまい、回復に大変な時間がかかる。

親御さんは、中卒では職に着くのが難しいため、何とか高校だけは卒業しておいた方が、社会に出ていく時出ていきやすいと言われる。

しかし、大事なのは子どもの無力感をいかにして解消していくかである。

人が無力を感じるのは、自分の言う事やることが人に通じず、現状を自分の力ではどうにも出来ないからだ。

だからこそ、親は子どもの言う事をよく聴き、その通りに対応していく「オールOK」によって、主体性や自主性を子どもが持てるようにしていくことである。

その方法を、個人の精神分析や理論的に説明する「分析理論講座」、「子育て相談室」でお話している。

   インテグレーター(精神分析家) 安情共恵


精神分析、各講座、その他ご相談に関する詳しいことは、下記ラカン精神科学研究所ホームページを御覧ください。
                ↓
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