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2012年3月15日 (木)

分析家の独り言 432 (大阪子育て相談室より:卒業)

昨日大阪で子育て相談室を開いた、その中での話を紹介する。

個人のプライバシーに関わるため、詳細には語れないが、中学生を持つあるクライアントの話。

この日子どもの卒業式だった。

子どもは中学の途中から学校に行かなくなり、一時は大勢の友達を家に招いたりすることもあった。

お母さん自身が精神分析を受けると共に、毎月大阪での子育て相談室に通われた。

その中で、子どもへの対応法を話してきた。

もちろん子どもには「オールOK」で対応してもらった。

クライアントは、夜中に子どもが食べたいというものを買いに走ったこともあった。

周りからは、「そんなことをしてわがままになる」と言われることもよくあったという。

最初は周りの意見や考えに振り回されないようにするのが大変だったと言われる。

精神分析でいう事は、ほとんど世間一般の考えと一致しない。

しかし、そこをなぜ「オールOK」することが子どもにとっていいかという質問に答え、理論や症例を入れながら説明している。

このクライアントは、精神分析を信じ、私というインテグレーター(精神分析家)の言う言葉を信じ、「オールOK」を実践していった。

結果、クライアントは昨日の卒業式に子どもが出ないかもしれないと思っていたが、子どもは出席し、卒業間際になって自分で進路も決めていった。

この卒業式のあと、卒業生がそれぞれ親に手紙を書くという学校からの要請に答え、クライアントの子どももお母さんに手紙を書いた。

それを子育て相談室の中で披露してくれた。

手紙には、子どもからの感謝の言葉が書かれていた。

クライアントはまさかこういう内容の手紙をもらえるとは思っていなかったという。

子どもはどんなに親に暴言をはいていても、親を無視するかのような態度をとっていても、親の温かい気持ちは必ず伝わり受け取っている。

表面に現れたものだけを見るのでなく、「オールOK」していけば必ず子どもは癒され成長するのだから実践していくことである。


これまでどれだけ大変だったかを知っているだけに、この子どもの変化は我がことのように嬉しい。

参加していた他のクライアントからも、「よかったね」の賛美の声があがった。

本当によかった。

よく頑張られた。

しかしまだ終わったわけではない。

一つの区切りとして子どもの卒業式があったが、ここからまた新たなスタートとなる。

クライアントにもその覚悟がみられた。

これからも「オールOK」とクライアントの自分と向き合う精神分析は続く。

更なる子どもとクライアントの幸せを目指して。

その過程を支えながら、一緒に歩めるこの精神分析という仕事に喜びと誇りを感じる。


   インテグレーター(精神分析家) 安朋一実

精神分析、各講座、その他ご相談に関する詳しいことは、下記ラカン精神科学研究所ホームページを御覧ください。
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