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2012年4月 7日 (土)

金谷氏今月のメッセージ (平成24年3月)

以下は分析家仲間の拈湧笑界(金谷)氏のHPにある今月のメッセージを私のブログで紹介しているものです。


テーマ

「父のメッセージ」

 人間は、「最初に覚えたり体験した事をどこかで変容させなければ、同じ事を反復する」とフロイトは発見した。

それも母親に教えられたものは、後に自ら学んでも意識して入変えなければ、変えたつもりが元々の慣れ親しんだ行動をしてしまう。

精神分析でしっかりと養育史を聞くのは、その人が乳幼児期にどんな環境でどのように育てられたのか、また、養育者のキャラクターが関係してくる為。

 何故養育史が大切なのか。

それは、人間として最初は認識する能力も無ければ、間違いを正す能力もない。与えられた物をそのまま自分の物にしてしまうシステムしかないからです。

 我々は、いつも母親が自分の主観を押し付ける事や、子供の能力を奪わない子育てを伝えている。

自分で考え・自分で決めて・最後まで遣りぬき・遣り通し・自ら責任を取れる人間に育ててる事が、親の大切な役割である。

遣りぬき遣り通すの基本は、真理に基づき真実に生き抜いていく事なのです。


 私の父は手記に「真実一路」を指針に生きようとしていた事が伺える内容を残した。

わが師である大沢先生のアドバイスにより、この言葉を越えるとは・それは父を越える事であり、そうなるようにと、気付かされインテグレーターネイムとして「真理攫取」と自分で名付け、父に成り父を越えるべく生きてきた。

 しかし父が残した「真実一路」のメッセージに意味があるはずなのに、これを読み取れずに気になっていた。

その答えが「麒麟の翼」映画の中にあった。

 ストーリーとしては水泳部のリレーメンバー4人の事件が中心にあり、発端に始まっていく。

高校のリレー競技大会に参加・リレーは順調勝っていたが、その中の一人がフライングして失格になってしまう。

メンバーの悔しさは怒りへ罰として、その夜特訓を強要。

夜間プールに呼び出し無断で忍び込み、昼間の競技に責任を感じ滅入っている一人を三人が特訓、というよりいじめ・リンチである。

生も根も尽き果て泳ぎ続ける彼をみて鬱憤ばらし。

そこに残業をしていた水泳部の顧問の先生が早く帰れと注意に来る。

三人は逃げ出そうと。特訓中の一人はプールに沈んでいた。

先生は気付き助け上げるが、もうすでに意識不明であった。

 ここが問題のシーンだが、この先生の判断が後に大変な事になる。

生徒の将来を考え、三人を逃がしここに居なかった事にする。

そして彼一人が練習していた事にして、事件ではなく不慮の事故として処理されてしまった。

時がたち三人は大学生になった。彼は車椅子生活。

三人の内の一人の父親役・中井貴一さんが何者かに殺される所から事件は発覚していく。

 水難事故後・水泳部を止めた息子に不信を抱き、父親中井は一人で秘密裡に捜査を始める。

そのうち息子が関与していると判り、自首させ自らも責任を取り共にその罪を背負い生きていこうと決心。

共犯者の二人に告げるが、発覚を恐れた一人の同級生は父親・中井をナイフで刺した。そして逃亡。

その場に全く関係のない・金に困った青年が父の鞄を奪い、警官に追われ、逃走途中交通事故にあい死亡してしまう。

警察は犯人逮捕中での事故・死亡責任を逃れる為に、早急な事件解決をと鞄を奪った青年・被疑者死亡のまま中井父・殺人の犯人として送検しようとする。

が、主役の日本橋署刑事・阿部寛さんが見事に真実究明していく事になる。

なんだかシネマ紹介ブログに・・・・

ではなくて・・・・発端は最初に水泳部顧問の先生が事件を事故に摩り替えてしまった事にある。

黙っていれば分からなくて済む。其れでよい。と生徒に教えてしまった事が後になり、二人の人間を殺してしまう結果になった。

その殺人事件も黙っていれば、違う人間が罪をかぶってくれると隠匿してしまえば良いと判断してしまった。

何処が間違っているのでしょうか。

顧問の先生は数学の教授である。その先生に阿部刑事は言う。

「数学の公式を教え簡単に解ける法則教える。その人間が間違った公式を教えた。後、間違った公式と思わずその公式を使い、判断してしまった。

先生も子供を無傷で守る事が真実だと判断した。しかし起きてしまった事も真実である。その真実を受け止めさせる事が、大事な事であったはず。」


 私はこの映画の中で「真実から目を逸らして逃げてはいけない。真実に立ち向かう勇気こそが人間である」との台詞に、わが父の「真実一路」の言葉の意味を新たに知った。

真実を見詰める事は厳しく辛い事ではあるが、それに真っ向から立ち向かう勇気こそが、父が私に託した真実であったと。

父のメッセージ受け取りました。

『山本五十六』『麒麟の翼』を見てやっと父が男が解りました。

因みに日本橋にある麒麟の翼の像は、ここが「0」で出発点である。

日本国中、何処へ行くのもここから出発する五街道の起点でもある。

本当は麒麟には翼は無いが「麒麟現るれば聖人生まる」と言う中国の故書にちなみ、東京の繁栄を願い、人々がここから羽ばたいて行く事を祈り、翼を付けたと言われている。

 私が携わる精神分析は真実を明らかにしていく事。

自らを苦しめている物・悩みの根源を解明していき、楽になっていく事である。

でもその道中は受け入れる事が辛かったり、過去を思い出し苦しかったり信じることが恐かったりします。

それでも私のクライアントの皆さんの真実に向かい、勇気を振り絞って解明に努力する姿をみて学びました。

ガマン強く諦めない姿勢が、私をここまで導いてくれたのです。

そんなクライアントに感謝いたします。

父のメッセージを受け取り象徴界の真理に向かい羽ばたきます。

   拈湧 笑界・ねんゆ しょうかい
   (新インテグレーターネイム)


http://www.k5.dion.ne.jp/~kanaya/index.htm金谷精神療法研究所

http://lacan-msl.com/contents.html ラカン精神科学研究所のホームページもご覧ください

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