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2012年6月26日 (火)

分析家の独り言 442 (~にもかかわらず)

子どもは意識的にまたは無意識的に、親を試してくる。

親の自分への関心、愛情がどれほどのものか知りたくもなる。

素直に要求をだし、甘え頼っくれればいいが、育つ間に親の対応によって、ストレートに表現できなくなる。

そうすると、言わなくてもわかってほしい、察して欲しいと思う。

自分から言うには抵抗があるため、親から聞いて欲しい、声をかけて欲しい。

子どもが親に言いたいことが言えないのは、親がその都度快く子どもの言うことを受け入れなかったからである。

まともに受け取れらない、否定される、拒否されるというマイナスの経験を重ねると、またどうせ言ってもダメだろうと思うのは当然。

ストレートに自分の思いを言えないと、反対の表現をすることもある。

欲しい物を要らないといったり、嫌いなものを好きと言ったりする。

当然生きにくい。

しかし、子どもはどんなに悪態をついたとしても、親に関心を向けられたい。

まなざしを向け、声をかけられ、適切に世話されたい。

愛されたい。

例え、子どもから拒否されても、親は子どもが拒否したにもかかわらず、子どもを求め続け、決し見放さない、見捨てないこと。

それが親である。

憎まれ口も言う、親をバカにする、生意気なことも言う、親を否定し罵倒する、にもかかわらず親はどこまでも子どもにあたたかい心を向ける。

実際には難しいことである。

「それなら勝手にしろ」と言いたくなったり、子どもとの距離を取ろうとする。

そうすれば、子どもはやっぱりこの親が自分を思うのはこの程度かと思う。

どんなに荒れても、親を無視しても、必ず子どもは親が自分に正しい関心を向けて欲しいと思っている。

このことを忘れないで、子どもに対応していくこと。

子どもの凍りついた心は、ちょっとやそっとでは開かないことがある。

その基をつくったのは、親である自分だという自覚のもとに、子どもに関わっていく。


インテグレーター(精神分析家) 安朋一実


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