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2012年7月30日 (月)

分析家の独り言 444(母なるもの母性とは)

最近「オールOK!子育て法」のサイトを見て、メール相談をいただくことが増えた。

「オールOK」などと聞くと、「とんでもない」「子どもが我がままになる」と言われるのが一般的だが、それを実践してみようと思わるお母さんがおられる事にまず驚き、感銘をうける。

子育てに悩み、PCで検索され、「オールOK!子育て法」のサイトを見てもらったらしい。

「オールOK」について解説したものだが、個々の事例については、やはりオーダーメードの精神分析がないと実践していくには難しい。

そこで、、「オールOK!子育て法」のサイトに追加文章を載せた。

それをここブログでも紹介するので、「オールOK」の参考にしてもらえばと思う。


<母なるもの(母性)とは、>

「母なるもの(母性)とは積極的、献身的で思慮深く、かつ連綿とした優しさとでもいうべき風土の中で、相手(子ども)に向けられた配慮全体と称すべきもの」です。(シュビング)

「積極的」とは、受け身で子どもに言われ要求されるから世話し育てるのではなく、誰から言われたのでもなく、強制されたのでもなく、母親自ら子どもを愛おしいと思い世話する。

「献身的」とは、自分のことはまずおいて、子どものために動き尽くす。

「思慮深く」とは、正確に子どもの要求を受け取り、正確に反応し判断する知性(インテリジェンス)。

「連綿とした」とは、一貫した持続性。

「風土」とは、環境。

「相手(子ども)に向けられた配慮全体と称すべきもの」、つまり優しさと包容力を持って全身全霊で相手を気づかう、この配慮を「母性」といいます。

一時期、一部分に向けられた配慮ではなく、連綿と続いた配慮です。しかもそれは知性によって裏付けられています。

知性のない愛は溺愛になります。何故なら、精神発達論を知らないと母親が自分の可愛がりたい時に、子どもの意志や状態を無視した言動をとるからです。

例えば、今子どもはお腹が一杯なのに、母親は「お腹が減っているだろう」「美味しいから、食べろ、たべろ」と言う、子どもが欲してもいないのに、母親が先周りして自分が与えたいものを与えてしまうのです。

そうすると、子どもは自分の感覚を自分で感じることが出来なくなり、主体性を奪われていきます。いわゆる過保護・過干渉となります。

本来は、知性と優しさ、何でも抱きとめてくれる配慮性と一貫性を持った神様とでもいうべき母に育てられることが普通であり、当たり前なのですが、現実はかなり厳しい中で私達は育ってき、また子どもを育てています。


   インテグレーター(精神分析家)  安朋一実

精神分析、各講座、その他ご相談に関する詳しいことは、下記ラカン精神科学研究所ホームページを御覧ください。
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