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2012年12月29日 (土)

金谷氏今月のメッセージ (平成24年12月)

以下は分析家仲間の真理攫取(金谷)氏のHPにある今月のメッセージを私のブログで紹介しているものです。
テーマ「オンリーワン」
 お釈迦様は「天井天下唯我独尊」と、天にも地にも尊いのは唯我独とおっしゃられた。
この言葉は、人間の尊厳性を説かれた教えである。
 昔インドにはカースト制と言う身分の階級があり、この制度に異を唱え、同じ人間として産まれて来たにも拘らず、自らの選択権も無く一生その階級のままでは不平等である。
「人間は、何の為に産まれてきたのか?」と自らに問いかけ、そして悟られた言葉が「人間は仏の精神を持ち享楽に生きる事」。
その為に生まれてきたのだと、無駄な人間は一人もいない。
それぞれに役目があり、皆この世に必要な人間であると説かれた。
 
 分析の臨床の中で思う事は共通して、クライアントのほとんどは自らを否定し、卑下して自信喪失している。
又反対に、自らを否定しながら反動形成(防衛)を使って自信過剰になり本当の自分を生きられないと言うこともある。
 現実には、本当の自分を知っている人はいない。
色々な事が出来て、色々なことを知っている人が「私はなにをやっても駄目だ、何も出来ない人間です。」と心にも無い事を言う。
これは親の「まなざし」がなく、「承認賞賛」をもらえなかったが為正しい自己規定が形成されていないからである。
親は競争の原理を子育てに持ち込み、優秀な人間を目標にし、その人に勝てと叱咤激励をする。
誰よりも優秀でNO・1になれと、形振り構わず教育をする。
勉強だけかと思いきや、スポーツも野球・バレーボール・サッカーと自分の子供をレギュラーにと必死になる。
その他ピアノ・書道・ダンス何でも一番・NO1しか目標には無い。
子供の能力や子供の好み・やりたい事などお構いなし、人間の情緒や交流性を育てる事に欠けている。
子供は好きな事に熱中する・集中力をつけていく。やる気はここにある。
 分析の仕事を通して16年間、数多くのお母さん方と出会い、子供の育てなおしや胎教からの子育て等、理論どおりやればすばらしい子供に成長すると言う事を、実証確認する事も出来たことは喜ばしいことです。
確かに世間の子ども達とは違い、まったく見た事もない子どもに成長している。
その事が、比較参照項を持って判断してきたお母さんには戸惑ってしまうようです。
自分の子供が表現している事が正しいのか、間違っているのかとても個性的で、出会ったことのない子供で、行動も周りの子供とは違うのを目の当たりにすると、とても不安になる。
是で良いのかと。
 母親自身は常識と言う漠然として、解らないもので育てられてきたため判断に苦しむ。
でも、分析者から見ると理論どおりに育てると、子供は子供らしく育ち、心身共に発達成長の仕方をするのだと解かり感動する。
 では、理論どおり育てると子供はどんな表現行動をするか。
幼少期は母親ベッタリでわがまま。
学童期は勉強をしないがしっかり学習はする。
理由の解らないものは絶対にやらない。
本人が理解できないものは、全く興味を示さない。
友達が多く人気者である。
積極的に学校へ行こうとはしないが、学校というしくみに徐々に理解していこうとする。
子供には自分なりに考え、自分なりに学校を見ているのである。
自ら身につけた自主性や主体性・自発性から判断し理解している。
成果主義や押し付け的な教育には決して馴染まない。
反対にお母さんは、そんな子供をどれくらい理解してるだろうか。
言葉と行動が一致しない事や、他の支持命令で動く大人みたいな子どもと比べ、劣っている様に見え不安を高めるが、子供の発達過程で精神は先に成長し言葉もしっかり使えるが、行動は経験しないと身に付かないため当然の事である。
 テレビや親の行動を見たりして情報を得て、少しずつ理解して学習していくものである。
世の中には、大人でも言葉と行動が違う人は沢山いる。
 惨敗した民主党を見れば、一目瞭然。
 SMAPの歌に「世界に一つだけの花」というのがある。
大ヒットで、ダブルミリオンになった歌だ。
グループは歌がお世辞にも上手い訳では無いが、本当に皆が思っている事、歌詞のようにそうでありたいという思いが、ヒットさせたのでしょう。
 「色々な形の花がある。それぞれの花が誇りを持って、堂々と店先に並んでいるのに、人間はどうして一番に成りたがる?」
のかと、我々人間はそれぞれ違う種を持っていて、それを育てて行く事。
NO.1ではなく、「Only・One!」どこにも同じものは無く、特別な人間であると歌っているのである。
まさに老若男女が共感、世の中の誰しもが望んでいることである。
Only・Oneに育てるには、Only・Oneの母になる必要があるのです。
 
 分析は人間になることを目指している。
全ての人が自分の素晴らしさに気付き、そして夢を叶え享楽の人生を生きて欲しいと願い、日々分析をし続けます。
どうぞ2013年良い年をお迎え下さい。
    拈湧 笑界・ねんゆ しょうかい
http://lacan-msl.com/contents.html ラカン精神科学研究所のホームページもご覧ください

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