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2013年3月19日 (火)

分析家の独り言 455(尾木ママのコメントより)

3月18日朝のテレビ番組で、尾木ママこと尾木直樹氏が、大阪のお母さん方10人の質問に答えるというのをたまたま見た。
「体罰はいけないというが、愛のムチという言葉もある。どうなのか」というような内容だった。
尾木ママは愛のムチはないとはっきり言った。
私も同感である。
いかなる場合も体罰は容認出来ない。
叩かれることによって、子どもは気合が入ることもあるのではないか、という意見があったが、暴力はあくまでも暴力であって、叩くことは愛ではない。
世界の水準から見ても、日本のお母さん方は体罰を容認する傾向にあると。
家庭で子どもに接する中でも、手を上げるお母さんが結構いる。
人間は言葉をもっているのだから、叩く必要はない。
言葉で分かるように諭せばいいことである。
言葉を使いこなすことが出来ないと、感情に任せて手が出てしまう。
尾木氏は、虐待の連鎖を切るには五代かかると言った。
精神分析により連鎖を断ち切っても、完全に断ち切るには三代かかるだろう。
体罰、暴力は子どもに恐怖心を与え、恐さで一時的に奮い立たせるだけで、心に傷をつくる。
子育てで大事なのは、褒めることと共感すること。
お母さん方は褒めると子どもが図に乗るのではないかと言ったが、尾木しは脳科学的にも怒った時と褒めた時の脳の状態が違うと説明した。
褒めることによって、子どもはやる気が出る。
出来たことを的確に褒めないと、子どもは褒められたと思えない。
そのためには、子どもに常にまなざしを向けていなければ変化や成長に気付かない。
対象(子ども)への関心がないと、子どもを見ているようで見ていない。
風景の一部としてただ何となく見ているのでは、まなざしを向けているとはいわない。
もちろん監視の目ではいけない。
また、共感するために「どうしたの?」という言葉を使うといいと尾木氏は言った。
これは、子どもへの関心を示す言葉であり、意向を聞く、配慮する言葉である。
私は、その言葉プラス「そうだね」という同意の言葉を推奨する。
あなたのことを受け入れます、理解しますという言葉である。
中には、これを公共の電波で放送するのかという内容ののものもあるが、
この日の尾木氏のコメントに、ホッとした。
  インテグレーター(精神分析家) 安朋一実
http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ
http://archive.mag2.com/0001106260/index.htmlラカン精神科学研究所メールマガジン

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