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2013年3月25日 (月)

分析家の独り言 456(子ども主体性を育てるオールOK)

精神分析で自我、主体性を重視する。
人は自分の意志・考えで行動し発言していると思っている。
しかし、その言動の元は本当に自分がその主体となっているだろうか。
世間体を気にする時点で、主体は世間。
他者にある。
子どもを育てる過程で、「人から後ろ指を刺されないように」とか、
「どこへ出しても恥ずかしくないようにしっかり育て無ければいけないと思っていた」
という言葉をよく聞く。
これは他者から自分の子どもへの評価を気にして、
子ども自身の意向や気持ちを尊重していない。
人間にとって最初の他者は母である。
子ども時代にこの母に嫌われることを恐れ、母に気に入られるように、
母の顔色を見て子どもが自分の言動を考える。
今、母にくっついてもいいかな、
今、どうも機嫌が悪そうだからやめておこうと思う。
子どもは自分の感情のままに行動出来ない。
他者である母の機嫌をうかがい、自分の感情・気持ちはないがしろにしていくしかない。
こうして自分主体性は抹殺さていき、他者(母、後に世間)に合わせる構造ができていく。
世間体を気にする母は、子どもにも自分と同じように世間を重んじて生きなさいと教える。
ますます自分はないがしろにされ、自分というものがわからなくなる。
一体自分は何がしたいのだろう。
子どもの頃から自分を出さず我慢し人に合わせる、それを「いい子」と言われたら、動けなくなる。
子どもの主体性を大切にし育てなかった結果が、不登校・ひきこもりにつながるだろう。
遅ればせながら、子どもの主体性を育てるには、子ども意志・考え・欲望を尊重し、
言われた通りに動く「オールOK」することとなる。
次回4月13日(土)のインテグレーター養成講座で、
病理13《アイデンティティ障害》の中で、登校拒否についても解説します。
興味・関心のある方は問い合わせください。
077-558-8766(電話) 
090-7357-4540(携帯電話)
lacan.msl☆gmail.com ☆を@に変えたアドレスでメール送信してください。(スパムメール対策)
       インテグレーター(精神分析家) 安朋一実
http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ
http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法のページ
http://indoor.lacan-msl.com/ 不登校・ひきこもりに悩む方々へ
http://lacan-msl.com/hikou/ 非行・家庭内暴力に悩む方々へ
http://archive.mag2.com/0001106260/index.htmlラカン精神科学研究所メールマガジン

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