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2013年4月11日 (木)

分析家の独り言 457(「オールOK」するお母さん方を支えたい)

子育てに悩むお母さん方が分析を受けている。
一週間に一度だったり、二週間に一度、三週間に一度、一ヶ月に一度だったリと様々であるが、
頑張って「オールOK」していかれる。
分析に来て、子どもの様子や、周りの子どもと比べたり、日々の対応の大変さを語る。
あるケースでは、周りの子どもさんは親の言うことを聞き、まじめに学校に行き塾にも行く。
自分の子どもは言いたい放題、偉そうに言い、親を振り回す。
その愚痴を聞きながら、お母さんに「それでいい」となだめ、「よくやっている」と褒め、励まし、
また家庭に帰って「オールOK」してもらえるようにする。
あるクライアントが帰りがけに、「いつも同じ事(愚痴やオールOKの仕方など)を聞いて、先生嫌になりませんか」と言った。
私は「嫌だと思ったことは一度もありません」
「楽しいですよ」と答えた。
「それは、お母さんの向こう側にいる子どもさんの仕合せを願うからです」と。
「母親として子どもの仕合せを願わない人はいないでしょ」
「子どもが仕合せになることがお母さんの仕合せになるからです」と続けた。
このクライアントの目から「ありがとうございます」の言葉とともに涙がこぼれた。
私にとっても嬉しさとやり甲斐を感じ、仕合せが感じられる時である。
「オールOK」されず、それぞれに大変な環境中で育ったお母さん方が、
子どもに「オールOK」するのは至難の業であることは重々承知している。
本当は、「オールOK」など出来ないのが当たり前である。
それを、葛藤しつつ、悩みながら、辛い想いをしながらやろうというお母さん方の気持ちを思う。
「自分と同じような辛い思いを子どもにはさせたくない」というお母さん方の想いがある。
そこには確かな子どもへの想い、愛情を感じる。
普通なら出来ない、またやろうなどとは思わない子どもへの「オールOK」。
しかし「オールOK」すれば子どもは活き活きとし、心身共に健やかに成長していく。
その私の言葉を信じて分析に来る、クライアント親子の仕合せを願わずにはいられない。
                                 インテグレーター(精神分析家) 安朋一実
http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ
http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法
http://archive.mag2.com/0001106260/index.htmlラカン精神科学研究所メールマガジン

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