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2013年8月23日 (金)

分析家の独り言 458(電車の中でのある親子の会話より)

学校が夏休み入った7月末、電車の中でのある親子の会話。
たまたま出張移動中、乗り合わせた電車の中で、斜め前に立っていた
小学生の子どもと母親と祖母がいた。
どうやら話しの内容から、母親の実家に夏休みの間小学生の子どもを預けるらしい。
母親は仕事をしていて、母親の母(子どもにとって祖母)に夏休み明けに、
漢字のテストがあるから、子どもに漢字の学習をさせておいてと言った。
仕事はフルタイムではなくパートのようで、「これからしばらくは、
午後1時か2時頃には終わり、その後は暇なので、どうしようか」
と母親は自分の母親に話す。
ん?それなら子どもを何故、母親に預けるのだろう?と思った。
一週間なのか、一ヶ月なのかどれくらいの期間預けるのかはわからない。
一週間くらいなら、漢字のテストのための勉強は家に帰ってからでもいいだろう。
もし母親に聞けば、「子どもがおばあちゃんのところへ行きたいと言った」と言われるかもしれない。
それでも、普段仕事をしている母親と過ごせる時間が増える夏休みに、
子どもは母と一緒にいたいと思うだろう。
昔、私にも覚えがある。
子どもがいると、手がかかる。
自分の時間が取られ、その上に「これして、あれ買って、どこどこ連れて行って・・・」と言われる。
その度に無意識(コンプレックス)を刺激され、イライラする。
それなら、預かってもらえれば助かる。
子育ての中で一番刺激される母親の無意識がある。
愛着ということ。
一緒にいて、共有、共生、共感すること。
適切に世話をすること。
それらを母親自身に経験がなく知らなければ、子どもにすることは難しいし、まず出来ない。
自分はどうであったか、本来母親とは母性と何かを知ること(知性)によって、出来るようになっていく。
私もそうしてきたし、クライアント達も今そうして頑張っている。
そのための個人の精神分析と分析理論を受けながら、本当の仕合せへ向かっていける。
夏休み、親から離れて親の実家に預けられたということを、クライアントの養育史からよくきく。
もう夏休みも終わりに近づいてきたが、今一度自分と子どものの夏休み過ごし方を
振り返ってみるのもいいのではないでしょうか。
                                 インテグレーター(精神分析家) 安朋一実
http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ
http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

http://archive.mag2.com/0001106260/index.htmlラカン精神科学研究所メールマガジン

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