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2013年11月 6日 (水)

分析家の独り言 474(マイナスをプラスの記号に変える)

故伊丹十三氏の「十三」という名前は、初めは 「一三( いちぞう)」で、
父伊丹万作と小林一三の名に因み「伊丹 一三」という芸名を永田雅一にもらったという。
後に彼は「マイナスをプラスに変える」意味で「伊丹 十三」と改名した。
漢数字の「一」(いち)はマイナスの記号に見え、引き算ではいけない、
それをプラスにするため、漢数字の「十」(じゅう)にし、プラスにしたということ。
なるほど、ラカン的な考えである。
ラカンは象徴化する時、人は+(プラス)と-(マイナス)の記号をつけるという。
例えば、真面目はプラス・・・+真面目
不真面目はマイナス・・・-不真面目
しかし、真面目なだけでは生きられない。
時には不真面目な自分も居ていいではないか。
そもそも不真面目は、そういう状態を示しただけで、不真面目自体に良いも悪いもない。
真面目なだけでは息がつまり、人生面白くない。
不真面目にマイナスの記号を付けたために生きにくくなってしまった。
それなら不真面目にプラスの記号を付けて、臨機応変に使い分ければいい。
自分の中にいっぱいマイナスの記号がある。
人は育つ過程で「いいとか」「悪い」とか様々言われる。
その後自分でも、これはプラス、これはマイナスとあらゆることにプラスマイナスの記号をつけ続ける。
私は育ってくる中で、親に「お前はダメだ」と言われ、自分にもマイナスを付け続けた。
自分に自信がなく、不安と自己否定の塊だった。
いっぱいあるマイナスに引っ張られ、どんどんマイナスへ不安へいってしまう。
分析に出会い、過去を見つめ、自分と向き合う中で、マイナスの記号をつけることは無意味であると知った。
そして「全てにプラスの記号を付けることだ」、と言われた。
自分に起きたことは全てプラス、自分をいかすために起きた事として、
自分でプラスに、自分はOKに書き換えればいい。
故伊丹十三氏が「一三」を→「十三」に変えたように。
        インテグレーター(精神分析家) 安朋一実
http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ
http://archive.mag2.com/0001106260/index.htmlラカン精神科学研究所メールマガジン

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