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2013年11月14日 (木)

分析家の独り言 477(子どもの名前)

-11月14日、分析理論講座(自己愛:親の愛の中の子ども像)に寄せて-
精神は肉体と同じように下の代へと遺伝します。
精神分析は精神の遺伝子、DNAの分析です。
精神の遺伝子、DNAとは無意識です。
親は子どもが生まれる前から、どんな子どもが生まれてくるかと期待や希望、不安を抱き、
また、どんな子どもになって欲しいかという願いをこめて、子どもの名前を付けます。
親の欲望が子どもの名前になります。
簡単にいえば欲望とは欠けたものです。
例えば、家庭に争いが多いと安定や平和を願うため、「和」、「平」、「静」などの漢字が使われます。
親以外の人が子どもに名前を付けたとしても、親の主体性の欠如した名前が付きます。
他者が考えたその名前が嫌なら、嫌といえばいいことです。
しかし、嫌と言えずに結局その名前を採用したののですから、
それは他者に配慮し他者のために生き、親の主体性が欠如しているといえるでしょう。
こうした親の無意識が子どもに精神的に遺伝していきます。
無意識は代々遺伝子・DNAとして受け継がれていき変ることがなく、
根底にある親、特に母の不変的な一貫性の元に、その時々の状況によって変る母の心理があり、
兄弟はそれぞれ違って育ちます。
しかし、気質、根は同じです。
精神分析はこの精神の遺伝子・DNAである無意識を読み取り、間違ったもの、
本人が修正したいものを書き換えます。
余談ですが、近頃はキラキラネームといわれる名前が子どもに付けられると聞きます。
キラキラネームとは、
暴走族のような当て字や漫画・アニメ・ゲームなどのキャラクターからとった当て字の名前のように、
読みづらい名前や、常識的に考えがたい言葉を用いた名前(珍名)の命名を「DQN(ドキュン)ネーム」と呼び、
「キラキラネーム」と呼ぶこともある、ということです。
珍奇な名前や読みが卑語になる名前は嘲笑の対象になり、心に傷を負ったり、いじめを引き起こしたり、
就職に対し不利になってしまうこともあるそうです。(ウィキペディア:『DQN 』より)
また、考えてみたいと思います。
 
       インテグレーター(精神分析家) 安朋一実
http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ
http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法
http://archive.mag2.com/0001106260/index.htmlラカン精神科学研究所メールマガジン

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