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2013年11月26日 (火)

分析家の独り言 481(子育てと母の無意識:甘えられると腹が立つ)

-11月28日、分析理論講座( -母性-:母親が母親らしさを育てていく条件)に寄せて-
子どもに対応する時、『オールOK 』し適切に世話しようとするが、
母親自身がその母にどう育てられたか、そのコンプレックスが子育ての場面で再現される。
母親がまず自らの母から母性的配慮を受けていなければ、子どもを世話で出来ない。
それは、子どもと向き合い世話しようとするが、
どうしても無意識にある世話されていない自分が出てくるためである。
また、子どもはどんどん甘えて来る。
しかしその母親は子ども時代に甘えられなかったために、甘えたい自分が出てきてしまう。
子どもが甘えてくればくるほど、甘えられず傷ついた自分、母に拒絶された自分が見えてしまい、
自分も子どものように甘えたのに、拒絶され甘えさせてもらえなかった自分を思い出してしまう。
こうして、甘えてくる子どもを見ると腹が立ってくる。
かつて自分も母に受け入れられず、甘えさせてもらえず哀しい思いをしたにもかかわらず、
目の前の子どもを甘えさせてやるどころか、甘えた自分を怒って拒絶した母に同一化してしまう。
こうして自己治療の試みは失敗する。
分析で甘えられなかった悲しい自分を自らの手で救い上げ、その哀しみを受け入れていくと、
自分は甘えられなかったが、子どもが甘えて満足している姿に同一化し、母自身も救われる。
だから、『オールOK』した母親が成長する。
もちろん、『オールOK』された子どもは活き活きとし、自分が親になったとき、
また子どもに抵抗なく、『オールOK』出来る。
こうしてプラスの連鎖が下の代へと続く。
子どもに対応するために、こういった理論的理解があるとよりスムーズに対応出来ます。
      インテグレーター(精神分析家) 安朋一実
http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ
http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法
http://archive.mag2.com/0001106260/index.htmlラカン精神科学研究所メールマガジン

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