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2013年12月 4日 (水)

分析家の独り言 483(性格は変えられる)

-12月10日、インテグレーター養成講座 (性格論Ⅰ:パーソナリティー)に寄せて-
パーソナリティーとは、性格・個性、気質、人格を全て含み、人間の本質にまず気質をおきます。
気質とは、母の胎内で受けた情報です。
母からへその緒を通して子どもにインストールされたものです。
この気質の上に、生まれてから経験したことが積み重ねられていきます。
それは、まず家庭環境の中でつくられた対人関係があります。
大事に扱われたか、放っておかれたか、その扱いと共に、
怒られないためにはどうしたらいいか、褒められるためにはどうしたらいいかという、
親との交流の仕方のパターンが必要になります。
親が適切に世話をして子どもを尊重した交流をすれば、子どもはのびのびと明るく育つでしょう。
怒れたり否定されることを気にせず、自分を肯定し積極的に物事や人と関わることが出来ます。
反対に、親との交流が怒られたり、否定や拒否、放任であれば、
どうすれば親に気に入られるか、関心を向けてもらえるかなどに気を使ったり、
怒られる恐さで萎縮し、外界に対して積極的に関われなくなります。
このように家庭の中でつくられた対人関係のパターンが性格と呼ばれるものです。
対人関係のパターン、枠組みをつくる目的は、一つには安全性です。
相手(親)を怒らせないためなど対人関係がスムーズで、安全であるためには
どういうパターンを身に付けれはいいかを考えます。
もう一つは経済性です。
心的エネルギーは一定なので、その消費を抑える、省エネを目指します。
そのためにはパーターン化し、それを繰り返し、反復をすることです。
そうすれば一々考えなくてもすぐに反応出来ます。
これが性格がワンパターンだという表現になります。
だから一般に性格は変わらないといわれます。
家庭の中でつくったパターンそのままで社会にでますが、社会では通用しません。
社会ではまずルールが家庭内のそれとは違います。
他には、法律、常識、道徳、習慣、そして社会に求められる能力、スキルなどもあります。
性格は行動のパターンとして固定化しつつ、環境に合わせて発展、変化していくものです。
更に精神分析で自分を知っていけば、性格は変えられます。
自己否定を自己肯定に変えられば、連動して消極性が積極性にも変わります。
不安を安全に、絶望を希望に変えたいという意志を持つかどうかです。
ユングの性格類型 : 思考、感情、感覚、直感.
内向性外向性.。
気質には、分裂気質、躁うつ気質(循環気質)、粘着気質(てんかん)気質の三つがあり、
今回も簡単に解説します。
詳しく分裂気質、躁うつ気質(循環気質)、粘着気質(てんかん)気質は、
一つ一つを以後3回に分けてお話します。
       インテグレーター(精神分析家) 安朋一実
http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ
http://archive.mag2.com/0001106260/index.htmlラカン精神科学研究所メールマガジン

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