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2013年12月20日 (金)

分析家の独り言 489(子どもの要求をきくことは我がままですか?)

『 オールOK』 するお母さん方は、自分のコンプレックスと共に周りからの批判に悩まされます。
世間一般では、まず子どもに『オールOK』すると、「そんなことをしていたら我がままになる」と非難されます。
「忙しいでしょうが、子どもの意向を聞いて、ご飯もお母さんの手作りがいいですね」と私は言います。
クライアントは食=母を理解し、母の愛情のこもったご飯を子どもにつくります。
例えば、何か用事があっても、仕事の都合を付けて家に戻りご飯をつくって用意し、
また出かけるようにしました。
それを聞いた同僚は、「なんでそんなことをするのか」、「何か買ってこさせればいいじゃないか」、
「子どもが我がままになる」と言ったそうです。
そう言われるとクライントは自信がなくなります。
同僚が言うように「自分のしたことは、子どもを我がままなにしているのだろうか?」と。
分析でクライアントが聞いてくれるので説明します。
子どもさんがお母さんのご飯を食べたいと言うのですからその通りにした、それでOKです。
子どもの要求に応えることで、子どもは我がままにはなりません。
「我がままになる」と言った同僚は、もし自分が子どもに「出かけるならご飯をつくっておいて」と言われたら、
面倒くさく手を煩わされるのが嫌なのでしょう。
自分がしたくないことを、子どもが我がままになるとすり替えて表現しています。
分析の立場から言えば、それはお母さんの手抜きです。
世間や周りは、ほとんどが根拠なく自分の都合でものを言います。
子どもの要求に応えることは、子どもを尊重することです。
子どもと過ごす時間は案外短いものです。
一生続くわけではありません。
自分の要求を受け入れられ尊重された子は、人を尊重する人になります。
将来、我が子を尊重する親になります。
我がままと言われ自分の要求を切り捨てられた子どもは、自分が親になった時、
同じように子どもの要求を切り捨てます。
どちらの対応が健康な精神を育むでしょうか。
『 オールOK 』 していくと、荒れた子どもも落ち着いてきます。
「目つきが柔らかくなった」、「振りかえれば結局オールOKの、この方法しかなかった」と言われます。
周りの言葉に惑わされないで、何が真理かを知って判断して欲しいです。
個人の分析でこういった話し合いをし、お母さんが納得して子どもさんに対応できるようにサポートしています。
           インテグレーター(精神分析家) 安朋一実
http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ
http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法
http://archive.mag2.com/0001106260/index.htmlラカン精神科学研究所メールマガジン

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