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2014年2月 3日 (月)

分析家の独り言 504(夫・父に求められるもの、言葉とリーダーシップ)

人は日常生活をおくる上で、言葉を話しコミュニケーションしているように思いますが、
心身症的コミュニケーションという、言葉ではない身体の病気・怪我によって会話することがあります。
例えば「休みたい」、「ゆっくり寝たい」、「甘えたい」と言葉では言えないので、
無意識にですが人は風邪をひきます。
思わぬ所で転倒し、骨折する人もいます。
この心身症的コミュニケーションを回避するには、言葉によるコミュニケーション能力をあげることです。
また良好な夫婦関係を築くためには、互いに精神的に成長した大人であることですが、
夫となる男性に求めらるのは言語力とリーダーシップです。
リーダーシップをとるには責任が伴い、その責任を遂行できる人、つまり大人の男性というこです。
まずは夫婦二人から始まって、夫婦が互いに会話により互いの辞書を統一し愛着や信頼をつくります。
子どもが生まれて家族が増えていく中で、家族それぞれの意見を聞いてまとめ、
言葉で納得させ旗頭をあげて引張っていく人が父です。
言葉や理性を持たないと、いきなり感情爆発したり手が出てしまいます。
バラバラなものをまとめるには言語による思考、論理性、構成力も必要です。
それは精神発達論でいうと、エディプス期を達成した男性ということになります。
現状は口唇期や肛門期での欠損が大きく、エディプス期を達成することは難しいです。
子どものままの依存と甘えを残した男性は、妻を一人の女性と見られず、母親の代理とみてしまいます。
夫本人は気付いていないことが多いですが、妻たちは言います。
「私はあなたのお母さんではありません」と。
その言葉が夫にはわからず届きません。
精神分析で特に男性クライアントには、言語力を付けることを勧めます。
本を読むこと、漢字を覚え意味と語彙を増やすこと、文章を書くことです。
http://archive.mag2.com/0001106260/index.html第47号 ラカン精神科学研究所メールマガジンで書きましたが、コミュニケーションとそのための言語力がとても大事なことです。
        インテグレーター(精神分析家) 登張豊実
http://lacan-msl.com/ラカン精神科学研究所のホームページ

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