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2014年3月12日 (水)

分析家の独り言 518(言語化が犯罪を防ぐ)

人は無意識(コンプレックス)を、身体化、行為化、言語化の三つの方法で表します。
身体化とは、病気・怪我で表現すること。
行為化とは、暴力・事故などによる表現。
言語化とは言葉で語ること。
身体化は行為化・言語化の道が取れないため、身体でしか表現出来ない人です。
行為化は、行為とは=ある意志・目的を持って意識的にするおこない、行動、ふるまい、しわざ、
ですから、そこには計画性、プランがあります。
計画・プランを立てるには知性が要ります。
知性がなければ感情だけで爆発し、いきなり殴る蹴るなどの暴力になります。
一番安全でしかも効果的なのは言語化いうことになります。
これが精神分析、カウンセリングなどの対話療法です。
非行や犯罪者は、言語を持っていないことになります。
また、父=言語、ですから、父不在ということにもなり、
父とは社会のルール・掟を教える人ですから、
して良いことと悪いことを判断する超自我がないともいえます。
今自分が腹が立ち、ムカついているのは何にどのようにムカついたのかを
言語化して吟味する能力が必要です。
吟味するとは言語能力です。
自分はこういうことでムカついていると、自分の腹立ちを言葉にすることが
犯罪をくい止める自制心になります。
自分の想い・考えを言語に置き換えて表現することは大事なことです。
言葉で文章を構成し、理論を組み立てていきます。
また、言葉が相手に自分の意見や想いを伝えるコミュニケーションの基本になります。
言語化出来れば、病気や怪我、事故を防げるということです。
人がこの大事な言葉・コミュニケ^ションを学習するのが、家庭・家族内においてです。
子ども時代から、家族特に親とどういう言葉を交わしてどのように会話したかが、
健康な精神を育んでいくかどうかに大きく関わります。
http://lacan-msl.com/diary3/2014/03/-516.html分析家の独り言 516(家族の団欒:会話)でも書きましたが、
家族の団欒が大切なことも当然のことです。
最近の名古屋駅前車暴走殺人未遂事件、柏市連続通り魔事件などをみても、
犯人の家庭で会話の在り方、家族の関係がどうだったのかと思います。
言葉によるコミュニケ^ションがこれほど大切なものだと、
精神分析を学んで知りました。
          インテグレーター(精神分析家) 登張豊実
http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ
http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法
http://archive.mag2.com/0001106260/index.htmlラカン精神科学研究所メールマガジン

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