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2014年3月27日 (木)

分析家の独り言 523(オールOK:母の不適切な言動)

子どもへの対応、「オールOK」、「敏速かつ的確」といつもお話しています。
分析家の独り言 520(会話と母の笑顔)http://lacan-msl.com/diary3/2014/03/-520.html
子どもに言われたことしかしないのが原則だと書きました。
子どもに言われたことに正確に応え、言われないことはしないことで、
言葉で言わなければ人には伝わらないことを子どもは学ぶからです。
更に母の不適切な行動は、例えば「お母さん、来て」と子どもに呼ばれて
すぐに来ない=敏速に応えないことと、もう一つ間違いやすい行動があります。
それは子どもが呼んでいないのに来ることです。
子どもが母を求めていないのに母の都合で来るのは、
子どもにすれば攻撃されたと同じ意味になります。
不適切な与え方は暴力になります。
もうお腹がいっぱいなのに、「食べろ」「食べろ」と言っているようなものだからです。
余計なこと、いらないことをされて腹が立つというのがこれです。
そのことがわからないで、母親は「あれもしてやった」、「これもしてやった」と言いますが、
それは母親がしたいことをしただけで、子どもにとっては余計なことであったりどうでもいいことです。
子どもにすれば母が勝手にしたことで、自分がして欲しいこととは違うので
満足もなく、してもらったということにもなりません。
母親が子どもを自分とは別な個人として尊重しなければ、
自分が感じるように子どもも感じるはず、自分が望むことは子どもも望んでいるはずと、
勝手に思い込んで子どもを自分のコピーにし呑み込んでいきます。
理論を学んで納得がいったことが沢山ありました。
その一つに、私が中学の時、バスケットボールの全国大会に出場が決まり、
母はチームのお母さん達に声をかけて応援の寄せ書きを作りました。
そのことをえらく私にアピールしてきましたが、私が頼んだわけでも
それをして欲しかった訳でもなく、「それがどうしたんだ」と思っていました。
あまり言ってくるので、「有難いと思わなければならないことか」と思いましたが、
正直うっとうしいだけだったことを今も覚えています。
まさにこのことが、言われないことをしてうっとしがられ、攻撃になるということです。
後になって私が当時、うっとうしいと思ったのは正常なことだったと知って安心したものです。
母親の不適切な対応が子どもに自分の感覚を危うくし、罪意識までうえつけることになります。
後に分析にでも出会わなければ、これを修正することはまず出来ません。
一口に、『オールOK』、『敏速かつ的確』といいますが、
その内容は深く、簡単に出来ることではありません。
『オールOK』するお母さんは葛藤を抱え、自分の無意識に打ち勝ちながらしていきます。
子ども仕合せを願って『オールOK』するお母さん方に頭が下がります。
これからも一緒に頑張りましょう。
          インテグレーター(精神分析家) 登張豊実
http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ
http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法
http://archive.mag2.com/0001106260/index.htmlラカン精神科学研究所メールマガジン

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