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2014年4月25日 (金)

分析家の独り言 534(肯定が能動性を生む)

暴力と威嚇で言うことを聞かせ、奴隷化・ロボット化してしまえば、
完全受け身的人間になります。
自らが考えて動く自主性は根こそぎ奪われます。
それは完全降伏・無条件降伏の状態で、命令・指示がなければ動けなくなります。
能動性や積極性は排除され、無気力となり自分から何かをすることはありません。
残念ながら今の若者の中にこの無気力が見られ、
それが「めんどくさい」、「だるい」、「どうでもいい」という言葉で表現されます。
家庭で彼らは命令・指示により受け身的人間にされている結果といえないでしょうか。
やる気が出る人間にするには 『 受け身性 』 を 『 能動性 』 に切り替えることです。
受け身性は否定と威嚇から生まれます。・・・「ダメ」、「出て行け」
能動性は肯定と承認から生まれます。・・・「それいいね」、「やってごらん」
親が子どもに 『 オールOK 』 、肯定すればいいということです。
子どもに言われた通り親がやれば、いい子に育ちます。
そこに親のコンプレックス(無意識)がどうしても出て来て、子どもに言われた通りに動けません。
例えば親自身が無力である、無知であることを無意識に持っていれば、
自分の無力と無知に出会いたくありません。
するとえらそうに、賢(かしこ)そうに振る舞いたいので、
子どもに自分の言うことをきかせたくなります。
それは子どもを支配し思い通りに動かせることで、
親である自分に力があることの証明をしたいとみえます。
親自身もまたその親にそのように思い通りに動かされ能動性を奪われてきたはずです。
それが辛く嫌だったはずなのに、結局親と同じことを子どもにしてしまう。
この連鎖が止まらないのです。
無意識は再現されるのみです。
精神分析で自分の無意識に気付かない限り、これを止めることはまず無理です。
ですから、そうなるのは当然といえば当然なのですが、
犠牲者が増えていき、下の代になるほど大変です。
傷付いた者(親)がまた人(子ども)を傷付けていく。
これを止める方法が精神分析です。
             - インテグレーター養成講座1 ( 自己防衛 1,心的外傷 )より -
          インテグレーター(精神分析家) 登張豊実
http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ
http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法
http://archive.mag2.com/0001106260/index.htmlラカン精神科学研究所メールマガジ

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