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2014年4月28日 (月)

分析家の独り言 535(プラス思考)

いつもマイナスの引き出しを開ける(マイナス思考)人と、
プラスの引き出しを開ける(プラス思考)人がいます。
プラス思考をするためには大事なことは、自己肯定が自我構造の中にあることです。
自己肯定の反対は自己否定です。
自己否定は、「自分はダメだ」、「何をやっても出来ない」などのフレーズがその人の中にあります。
自己肯定には、「自分はOK]、「私は出来る」という肯定文があります。
この肯定文が自分に対して書けるかどうかです。
この自己肯定をつくるには、子ども時代に親から受け入れられ認められる承認と賞賛されることが必要です。
そしてもう一つ大事なものは自己愛です。
自己愛には二つあり、自己愛パーソナリティ、ナルシシズムといわれる病的自己愛と、
自分を愛する自己承認・自己受容の健康な自己愛です。
もちろん健康な自己愛があって、自己肯定に至ります。
自分を愛する感情があるから、様々な現象、他者を愛することが出来ます。
愛するということが肯定でありプラス思考です。
「ああしょうがない」、「もダメだ」というのはマイナス思考であり、否定的な見方です。
対象への愛着があれば見捨てないけれど、
自己愛のない人はすぐに見捨ててしまい、自暴自棄になってしまいます。
いい意味で対象にしがみつき諦めないで取り組んでいくのは、対象を愛する愛着行動です。
その基には自己愛があり、それらがなければ人はどんなものとも関わりを持とうとしません。
対象に向かっていくのは、関わりを持とうとするエネルギーがあるからです。
それは対象にまなざしを向け続け、愛し続けるエネルギーです。
もういい年なんだからとか、もうダメだと否定し、見捨ててしまったら、
立ち上がることが出来なくなってしまいます。
そうして親に見捨てられた人は通り魔事件や無差別殺傷事件に至ると考えられます。
精神的に成長出来ていない人にとって親に見捨てられることは=精神的死です。
この精神的死を味わった人は、人を傷付けたくなるでしょう。
今年2月の名古屋駅前暴走車事故の犯人は、
「もともとは両親や祖母、弟の5人で暮らしていたが、
最近になって大野木容疑者を残し、他の家族は引っ越した」と。
つまり、家族に見捨てられたということです。
傷付いた子ども、病んだ子ども、自己否定的な子ども、マイナス思考の子どもを肯定し愛する。
そうするから子どもは勇気と自信を取り戻してまた生きていける。
親御さんが対応出来ない場合、精神分析でインテグレーター(精神分析家)がそれをします。
受け入れ、認め、理解し、大切にし、励まし、支えていくことで、
人は立ち直り自分を活かす道を探し目指せると思います。
         インテグレーター(精神分析家) 登張豊実
http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ
http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法
http://archive.mag2.com/0001106260/index.htmlラカン精神科学研究所メールマガジン

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