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2014年5月 3日 (土)

分析家の独り言 536(子どもの巣立ち)

- インテグレーター養成講座Ⅱ、家族Ⅲ 《4.充実期~6.老年期》 - に寄せて
家族の中に子どもが居る間は、夫婦は子育てする親でいられます。
夫婦は親という役目がアイデンティティになります。
しかし、子どもが巣立っていくと親という役目は無くなり、夫婦二人になります。
その頃夫も定年を迎え、〇〇会社の〇〇部長などの肩書が無くなります。
家族は夫婦二人だけになり、個人対個人として、もう一度これから先二人でビジョンを描けるか、
自分にとって相手は必要かどうかが問われます。
これまでは子どもの成長を楽しみに来ましたが、子どもが巣立って居なくなった今、
今度は何を楽しみに目標に、二人が歩むのかということになります。
この問いは新婚期の問いに似ています。
夫婦としての関係を再統合できるかどうかです。
二人が共に描けるビジョンを調整し、協力しこれからの人生を共に歩むのか。
そこでどちらか一方だけのビジョンしか描けなければ、一緒にいる必要がなくなります。
これが熟年離婚に向かう夫婦です。
近頃増えているのはこのケースです。
ここでもう一度夫婦としてのビジョンを検討し描ければ、第二のハネムーン=フルムーンになります。
ここが夫婦としての分かれ道になります。
上手く行けば、子ども達が家庭を持ち家族(孫)が増え、楽しく実り多い人生になります。
家族も、子どもの成長と家族成員の変化によって変わっていきます。
変化に順応する心を持っていないと、子どもの巣立ちを妨害してしまいます。
親の分離不安が、子どもの成長を阻みます。
これは無意識で親自身が自分で気付くことが難しいことです。
分離不安の克服は人間の中の一つの大きなテーマです。
人間として一人でしっかりと立つことを目指し、
その自立したもの同士が互いを尊重できる関係を結べたら素晴らしいと思います。
          インテグレーター(精神分析家) 登張豊実
http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ
http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法
http://archive.mag2.com/0001106260/index.htmlラカン精神科学研究所メールマガジン

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