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2014年7月 5日 (土)

分析家の独り言 559(親になる覚悟)

人は「私という存在は、どういう両親の想いの中で生まれたのだろう」と問いかけます。

こう問いかけたとき、最終的に「生まれてきてよかった」と言える人は仕合せです。

もう一つは「生まれてこなければよかった」

これは生きる希望や夢が描けなくなります。

女性が出産することは、この問いに出会うことになります。

子どもを産み我が子を目の当たりにしたとき、両親にどういうまなざしで見られたのだろうと思います。

そして、自分が我が子である赤ちゃんを見るまなざしの中に、「自分もこうして見られていたのか」と、両親のまなざしを感じます。

自分が我が子を思う気持ちこそ、両親が自分を眺めたときに抱いた気持ちだとわかります。

我が子をかわいいと思えば、自分もまた両親にかわいいと思われた。

もし自分が我が子を世話しながら面倒くさいと感じたなら、

自分も両親に面倒くさいと思われたということです。

男性も同じく、自分が子どもをつくり父になることは、自分の父と同じ立場になることです。

そこで我が子を眺めたとき抱いた感情は、父は子どもである自分に抱いた感情と同じです。

自分が父(母)の主体と重なった瞬間に、父(母)の主体が見えてしまう。

同時に自分がどう見られていたかがわかります。

仕合せな自分が浮かび上がる人はいいですが、

不幸な自分を見たくない人知りたくない人は子どもをつくらないでしょう。

それはある意味賢明な選択です。

残念ながら望まない妊娠出産もあります。

出生において大事なことは、両親が仲良く、望まれ歓迎された子どもということです。

私はあまりにも無知で深く考えずに親になることを選択しました。

父とは何か、母とは何か、子をなすとはどういうことか、真剣に考えて親になる覚悟を持つことが大切なことだと思います。

- インテグレーター養成講座1-2  自我論1 胎児の世界 )より -

                インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

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