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2014年8月28日 (木)

分析家の独り言 580(他人は自分を映す鏡:投影)

他者の中に見出すのは自分です。

精神内界に自分で意識し言語化できる意識界と、

その下に意識に上げておいては困る内容がしまわれている無意識があります。

例えば、人には真面目なきっちりとしたところと、不真面目でいい加減なところの両面があります。

真面目な自分しか認めない人にとって、

不真面目な自分は受け入れがたく、そういう自分は排除します。

すると、はじめは意識にあった不真面目な自分を無意識に追いやり、

真面目一本で生きていきます。

ある時、他者の中に不真面目なところを見ました。

その時不快や嫌悪を感じたり、イライラする腹が立つ、気になる、引っかかったなら、

それは自分の無意識に追いやった意識したくない自分です。

自分の持っているものを他者に投影して「嫌い」と見ています。

真面目な自分も不真面目な自分もいることを認めていたなら不快も嫌悪も感じません。

また、自分が意識している肯定的な性格を他者の中に見つけると、

好意を感じ友達になれます。

これも自分です。

「他人は自分を映す鏡」とはこのことです。

人が他者を好きになるのも嫌いになるのも、自分の性格(属性)の投影です。

人には投影のメカニズムがあるので、自分と違う人、嫌いな人とは付き合いません。

しかし、他者が自分を刺激し、自分を育ててくれます。

自分と違った人と付き合わないために、自分を越える人とは出会いません。

自分と違う人、嫌いな人と付き合うと、

自分のネガティブなところを発見し意識化できます。

他者通して自分を知り、客観的に人が見られるようになると世界が広がります。

世界が広がったとき、今まで自分がいかに狭い世界に居たかがわかります。

- インテグレーター養成講座1(自己防衛論5防衛行動)- より

           インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

http://archive.mag2.com/0001106260/index.html ラカン精神科学研究所メールマガジン

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