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2014年9月22日 (月)

分析家の独り言 587(肩凝りは怒りの感情の抑圧)

  - 9月25 インテグレーター養成講座1(自己愛論3自己愛パーソナリティ)- 
                                       によせて

身体は心のモニターであるといいます。

心と身体は相互に関係し、影響し合います。

ナルシシストは自分の感情を否定します。

自分の感情をありのまま受け入れず、感じないようにもします。

感情を抑圧するためには、身体感覚を遮断し、筋肉の緊張によって硬直化し、

身体を死んだようにします。

人間の身体の状態を見れば、何の感情を抑圧しているかがわかります。

その一番いい例は、兵士の微動だにしない起立の姿勢、

これは全身を硬直させ身体感覚を遮断し感情を抑圧している姿です。

兵士のビシッとした行進は禁欲的で自分の感情を抑圧していることを表しています。

こうして全身を硬直させ感情を抑圧しているからこそ、冷酷無比な殺戮行為が行えます。

私達の身体も硬直した身体部位が、感情を抑圧している場所ということです。

例えば、顎の肌肉のこわばりは、噛みつきたいまたは吸い付きたい衝動の抑圧です。

実際に人に噛みつくわけにはいかないので、噛みつきたい衝動は辛辣な皮肉や

嫌味の言葉に置き換えられ表現されます。

それはまた反対の親密さや接触したい欲望を抑圧しているのかもしれません。

のどの締め付けられ感は、深くすすり泣くことを阻止した悲しみの感情の抑圧です。

肩の凝りは怒りの抑圧です。

怒りは他者への拳による反撃で、いつもその手を振り上げ殴ってしまわないように、

肩の筋肉で押さえておかなけれいけないからです。

またいつも殴っているような筋肉の緊張とともに、攻撃性の減少にも役立ちます。

人を殴りたいくらいの怒りと攻撃性をいつも肩の筋肉で押さえているとは自分では感じないでしょう。

しかしこうして身体のこりや痛みとして表現されます。

肩凝りのひどい人は、何に怒っているのか、その感情を言葉で表出すれば

肩凝りは取れていくはずです。

様々な感情を抑圧することなく、

また社会に適応した形で放出する場所を持っていることが心の健康に繋がります。

怒りをそのまま社会で殴る蹴るなどの行為で放出したのでは傷害罪になります。

ですから、行為・行動を言葉による放出に変えるのが一番安全です。

家族や友人に話を聴いてもらうと少し楽になるということがあります。

しかし基本的に人の話を聴くことは、負のエネルギーをもらうことになり、

結果倒されることになるので、一般の方が悩みを聴くのはリスクを伴います。

そのために精神分析という場があります。

           インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

http://archive.mag2.com/0001106260/index.html ラカン精神科学研究所メールマガジン

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