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2014年9月30日 (火)

分析家の独り言 590(自己肯定、私はOK)

人は人と関わり、交流して生きていきます。

また、自分一人では自分の存在が決められません。

そのためにどうしても他者の反応・反射が必要です。

その反応の仕方は二つあり、

「あなたはそれでいい」というOKか、

「いや、あなたは間違っている」というNOの反応です。

人は自分の存在をOKとする反応を得るために相手に関わります。

交流分析という理論では、この人への関与の仕方をストロークといいます。

自分は人にどのようにストロークしよとしているのか。

その前にストロークしようとする意志があるのも問題です。

他者からダメ出しされたり、否定されたりすることが多ければ、

積極的に人と関わろうとはしません。

それは、子ども時代に親や周りから自分へのOKが多かったか、

NOが多かったかによります。

親からのダメ出しやNOの反応が置ければ、人関わるのが苦手になり、

人を避けるようになるでしょう。

友達をつくることも苦手になり、引っ込み思案で気の弱い消極的な子になり、

周りの友達は楽しそうに会話し関わっているのに、

なぜ自分は周りの友達のように人と関われないのか、何か人と違うと感じます。

そして漠然と自分がおかしいのではないか、自分が悪いのではないかと

自分への否定感を強くしていくでしょう。

特に子どもは、自分で自分をOKの存在として意味づけるために、

どうしても他者からの承認と賞賛が必要です。

人は人との関わりによって自分の存在をOKにし、充足しようとします。

「私はいい人である」と自己規定した人は、

「あなたはいい人だ」と言われるようなストロークをします。

「私はダメな人間だ」と自己規定した人は

「あなはダメな人ね」と言われるようなストロークをします。

しかし、「私は私である」と自己規定した人は無暗に自分へのOKやいい人、

ましてやNOを求めません。

私がそうしたいからそうする。

その結果褒められたり、貶されたりするだけで、

例え貶されても、自分から褒められることを目的とした行動はしません。

育つ過程で、親から「お前はOKではない」と言われたために、

「自分はOKではない」と思い込んでいる人も、

分析でOKを出され続けることで、「私はOK」に書き換えていきます。

 インテグレーター養成講座11 交流分析1 エゴグラムとTA ‐より

              インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

http://archive.mag2.com/0001106260/index.html ラカン精神科学研究所メールマガジン

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